ベルギービールウィークエンド2013

2013年09月10日(火) 17:30

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, イベントの話, モノ+コトの話

BELGIAN BEER WEEKEND 2013: We enjoyed the beers, but the leaflet was still lack of important information, and has not yet been improved. 5 cities have held this event this year, and guests receive the same leaflet regardless of the location. This fact requires guests themselves to check if each beer is served at a certain location. What a disappointment when I found the beer I wanted is only available in Nagoya or Osaka. We enjoyed collecting the BBW-specific glasses, but we felt “no more thank you” this year, because they are space-consuming. Please allow repeat guests to reuse the glasses! Well, some complaints about the event every year, but I guess we would enjoy it next year again.

ベルギービールウィークエンド東京2013、開催中ですね。行きました? わたしは行きました。2011年は4日間、2012年は5日間の開催だったんですけど、好評なんですかね?! 今年はなんと11日間の開催です。週末が二度、おまけに来週末は三連休なので、一般的に言うお休みの日は合計で5日間もあることになります。会期は9月16日までなのでまだ間に合いますよー。

 

いろんな種類のベルギービールを楽しめる大好きなイベントです。でも、イベントのデザインに毎年ちょっとずつ不満が残るんですよね…。はじめて行った2011年に指摘したビールの購入に必要なコインの枚数がポケットガイドに記されていない不便さは、2年後の今年も改善されないままでした。

 

[1] 開催地は5都市に拡大 [2] 東京では飲めないビールある [3] グラスも3組目…邪魔かも

今年の不満は、開催地が増えたことの弊害です。今年は5月の名古屋を皮切りに、横浜、大阪、福岡、そして東京の5箇所での開催でした。東京が締めくくり(写真[1])。で、その5箇所で同一のポケットガイドが配布されます。ガイドを見ながら「どれにしようかな~」って考えて、「よし!ホワイトビールを代表してリオン・ア・プリュム カリオカっていうのにしてみよー!」って決めて、銘柄名の右端にあるインデックスを確認すると“N”と“O”しかない(写真[2])。つまり名古屋と大阪でしか飲めないということでして…。イラッとな。

制作物を開催地に関係なく使えるようにすることで、コストを下げ、その分、肝心のビールを安く提供する。大枠のデザインとしては悪くないのですが、だったら制作物の情報デザインをもう少し分かりやすく、使いやすくして、情報を読み取るときの認知負荷を下げていただかないと、不満だけが残ります。どうしてもコレを飲みたいから名古屋行ってみよーってならないイベントだし。思ったところでもう開催は終わってるし。最初からコレは東京では飲めないって分かって情報を見られていれば、満足度の低下を最小限に抑えられると思うんだ。

それから、去年まではベルギービールウィークエンドグラスが増えるのがちょびっと嬉しかったけれど、さすがに3組目になると邪魔だ…(写真[3])。かならず旦那と一緒に行くから、グラスが2客ずつ増えていくんですよね。前回や前々回のグラス持参でも飲めるようにしてもらえないだろうか? そのくらいのリピーター特典はあっても良いのではないかと思う。そのほうがエコだしさ。

とかなんとか文句を言いつつ、来年も行くんだろうな…。