アメリカ缶ビール事情
2013年08月06日(火) 14:59
UXいろいろ, アメリカ縦横無尽, サンフランシスコ, モノ+コトの話CANNED BEER IN THE US: Received a six-pack of canned beers as a souvenir from the US. And, how rare to have a canned beer from the US! The founders of the 21st AMENDMENT BREWERY in San Francisco vowed to do things differently, and chose cans instead of bottles to sell and promote their beers. Among the 6 reasons to choose cans, I strongly agree with that a can weigh much less than a glass, because I remember we had to travel between the parking and our room so many times to deliver the huge number of bottled beers every weekend when we lived in Palo Alto.
旦那が出張から戻ってきました。そして、スーツケースの中からお土産登場(写真[1])。ケースだけ見て何か分かった人は通ですね。空けてビツクリ、アメリカにしては珍しい缶ビールです(写真[2])。サンフランシスコにある 21st AMENDMENT BREWERY というところが作っているビールで、自由の女神がまったりゴールデンゲートブリッジにお座りになっている絵柄の HELL OR HIGH WATERMELON は、夏の間だけ販売される期間限定ビール。その名のとおり、スイカ(Watermelon)を混ぜて醸造しているので、スイカの味がしまーす。私、スイカ好きだから、このビールも好き。
いかにもビール好きな二人のオッサン(ShaunとNico)がこの 21st AMENDMENT BREWER を作ったとき、他とは違うことをする!って誓ったそうな。そして“瓶”ではなく“缶”のビールを店頭に並べることにしたのは、その“違うこと”の一つ。箱の裏面に“瓶”に優る“缶”の良さが紹介されています(写真[3])。
瓶に比べると、製造や運搬や冷蔵にかかるエネルギーコストが少なくて済むとか、リサイクルに回りやすいとか、軽いとか。それに瓶の持ち込みが嫌がられる(どころか禁止されている場合が多い)ところ、たとえばプールやボートやゴルフコースや野球場なんかへも持って行ける(“瓶”ではなく“アルコール”の持ち込みが禁止されている場合も多いけどね…)点なんかも大きな利点だ!と彼らは主張するわけです。おおむね賛成である。何よりも軽くて嵩張らないところが、瓶に比べると絶対にイイです。パロアルト暮らしをしていた頃、週に一度、車で買い出しに行き、買ってきた瓶ビールを全部運び入れるのに、駐車場と部屋を毎度いったい何往復していたことか…。そうだよ、アメリカはもっと缶ビールを普及させるべきである。そして6缶パックや24本ケースのデザインは日本に学ぶべし。