初のフルフラットシート
2013年08月01日(木) 12:16
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話FIRST EXPERIENCE WITH FULL FLAT SEAT: The comfortable seat made me sleep for about 7 hours on board on the way to the US. And, I enjoyed being awake during the return flight to avoid getting jet lag. Thanks to my strategy and the great seat, I have found it easy to get back to my normal days this week. The best of the lot in terms of the business class seat was the spacious side table in addition to the relaxing seat itself.
今回のラスベガス旅行、往復のフライトがビジネスクラスなうえに(マイル特典です)、ホテルもペントハウスへ無料アップグレードされて、なんかもー庶民じゃなくなったという錯覚に陥りそうになりました。あぶない、あぶない。忘れるなー、庶民だぞ>自分。
往路は、夕方出発で午前中にアメリカ西海岸に到着するフライトです。よってガッツリ睡眠をとるのが鉄則。ANAのビジネスクラスに導入されているフルフラットシートのおかげで、“もう起きないと朝食を食いっぱぐれますぜ、お客さん”とは言わなかったけれど、そんなニュアンスの台詞でCAに起こされるまで熟睡しました。たぶん7時間は寝た。フルフラットシート恐るべし。
復路は昼過ぎにアメリカを発ち、成田に夕方到着するフライトです。せっかくのフルフラットシートですが、寝るのはちょっとだけにして、なるべく“昼間”の生活を送りながら太平洋を飛び越えてくるのが時差ボケ防止のコツです。そういうわけで、映画を見たり、本を読んだり、飲んだり、食ったり、写真撮ったりしながら、楽勝な感じで成田に着いて、ラスベガスのノリでうっかりタクシーに乗ったりはせず、庶民らしくリムジンバスと地下鉄を乗り継いで帰宅して、いつもどおり夜になったら寝て、朝になったら起きるという生活をしていたら、今のところ時差ボケまったくありません!
フルフラットシートがあまりにも快適だったので、その良さっぷりを紹介しましょう。
▼座席の下に靴入れがある(写真[1])
しかし、私の靴でギリギリサイズだった気がします…。男子の革靴とかだと厳しいかも。
▼足置きの下に荷物置きがある(写真[2])
立ち上がらなくても手を伸ばせるところにかなりの量の荷物を置いておけるのはすごく便利です。しかし、離陸のときには滑り出るので要注意! 足でおさえましょう。
▼ボタン一つで座席がシングルベッドに早変わり
かなりモッサリした動きでしたので“早変わり”と言ってイイかどうかは微妙でしたけども(笑)。ボタンを押して変身をスタートさせると、座席部分がニョキニョキと前方へ移動し、荷物置きを塞ぐ形でベッド完成となります。よって荷物に用事がある場合は、ベッドを椅子に戻さなければなりません。寝るときに使うものは事前に出しておきましょう。
▼食事用のテーブルが重厚で広々(写真[3])
ちょっと体重かけたらバギッと逝ってしまいそうなエコノミークラスのテーブルとは桁外れの安定感でした。でも片付けるときに指を挟まないようにしないと泣きを見ます。
▼広々サイドテーブルをいつでも使える
何を隠そうこのサイドテーブルが最高潮に良かった。離着陸時はスッキリ状態(写真[4])にしなければなりませんが、飛行中は飲み物、おつまみ、Kindle、マスク、メニューなど置きまくり(写真[5])。トイレに行くときにテーブルを片付けて…ってしなくてイイのが最高です。
▼ゴミ箱がある(写真[6])
本当はゴミ箱という設定ではなくて“小物入れ”という位置づけだと思いますが、サイドテーブルの片隅に蓋付きの箱があって、往路では使い道を思いつかなかったのですが、復路で閃きました! ゴミ箱として使ってしまえと。スリッパとか、ブランケットとか、ヘッドフォンとか、袋から出した後の袋の処理にいつも悩んでいたから、それをココに入れたった。名案でした。
庶民だから、自腹でビジネスクラスっていうのはなかなかね…。でも、あまりにも快適だったから、次のフライトでエコノミーに戻るのがちと辛い。働こう。うん。