1964東京オリンピック
2013年06月13日(木) 12:56
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, イベントの話TOKYO OLYMPICS 1964: Though it’s already over, the special event held at Discovery Museum in Haneda airport was really nice to look back on the excitement the Tokyo Olympics provided in 1964. Another photo exhibition is now held at Gyoko-dori Underground Gallery for those who missed it.
最近、羽田空港第2旅客ターミナルに常設されている Discovery Museum に立ち寄るのが羽田から飛び立つ前のちょっとした楽しみになりつつあります。以前は武士のオシャレっぷりを堪能しましたが、今回は、2020年のオリンピック招致に向けての機運を高めるべく企画された『昭和 日本の夢 1964東京オリンピック』を覗いてきました。
当時じっさいに使われた表彰台とかあって、1位のところにめっちゃ上ってみたくなる気持ちはグッと抑えなければなりません。上るどころか触れることすらNGですよ、さすがに。表彰式でメダルをお運びする役目をされた女性が着られていた振り袖なんか華やかで日本っぽくて素敵でしたが、あのお役目は誰が果たすものなんですかね? JOCの職員とかか? それとも公募?
競技ごとのプログラムも展示されていましたが、今でも通じそうな素敵デザインでした。当時発売された記念切手もありました。正方形だ。なにげに秀逸。しかも絵柄や額面をきちんと見えるように貼ろうとしたら少し傾けて菱形な感じになりますね。イカしてます。加えて興味深いのは、5+5という額面です。およそ50年前はハガキを10円で送れる時代だったんだ…。50年で5倍。生活も5倍豊かになったということでしょうか?
展示の終盤には、羽田の町に生まれ育ち、羽田空港の歴史を見つめ続けた方が残してくれた写真が掲示されていました。「オーワンダフル ハネダ キレイネ」だなんて、オーワンダフルですよ。「高速道路↑」って路面標示はじめて書いた人、緊張したことでしょうねー。
ちなみにこの特別企画展は6月2日で幕を閉じました。終わってからの報告で誠に申し訳ありません。見逃した方は、代わりに丸の内の行幸地下ギャラリーで開催中(9月8日まで)の報道写真展でも行かれてみては? オーワンダフルな写真があるかもしれません。