エクストラコールドテーブル

2012年05月14日(月) 18:01

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

EXTRA COLD TABLE: Asahi beer’s extra cold standing bar is now open in Ginza, Tokyo. We were lucky to be led to a so-called extra cold table, which is a newly installed service. The table has 4 holes on the corners to keep the beer’s extra coldness until the last drop. It seems to be on trial this year if this works for both the bar and the customers.

銀座の夏の風物詩になりつつある(ホントか?)エクストラコールドBARへ行ってきました。まだオープンほやほや。おまけに曇り空の広がるやや肌寒い日だったということもあり並ばずにあっさり入店できました。そのうえ、氷点下のうまさを最後の一滴まで堪能できるエクストラコールドテーブルというのに運良く案内されちゃった。各店舗に一つしかない、レアなテーブルです(写真[1])。テーブルの四つ角に穴が開いていて、そこにグラスをサクッと置く…というか入れることができるように設計されています(写真[2])。抜き差しするのに嫌なストレスはなく、ちょうどイイ感じでした。穴の中を覗くと薄く霜がはっていて(写真[3])、指で触ってみると確かに冷たい。そこへ入れておいたグラスの中のビールはずっとキンキンでした。まー、グラス一杯飲みきるのにさほどの時間はかからないんですけどね…(笑)。

 

[1] 各店舗に一つずつの試験導入 [2] こうやってグラスを入れます [3] 穴の中は霜はるくらいの冷え

できればなるべく回転をあげたいスタンディングバーとしては、滞留時間を延ばすことに繋がるこのテーブル、どうでしょう? 滞留時間が延びればお食事のオーダーが増えるかもしれない。でも、エクストラコールドが長くキープされるとなるとビールを急いで飲むモチベーションが下がるのでビールのオーダーは減るかもしれない。お食事とビールだと、ビールのほうが利益率が高いような気がする(個人的な予想&印象です)から、売り上げ的にはあまり喜ばしいことではないのでは? いやしかし、ユーザーエクスペリエンスの向上が口コミ効果を上げて集客を増やすとすれば導入もありか?

ということで、今年は各店舗に一台ずつの試験導入らしい。せっかくだからユーザーに軽くインタビューとかアンケートとかすれば良いのに、とか思ってしまう私は職業病ですかね。