ヴィラ・グランデ 青山
2011年11月21日(月) 16:53
本&映画の紹介, 日本発信四方山話, 東京COMEDY STAGE FEATURING NAOTO TAKENAKA AND KATSUHISA NAMASE: This was a great stage! Those who want to forget about the busyness in December just for a few hours, try this stage and fall out laughing.
久しぶりに舞台を見に行ってみました。選んだのは、『ヴィラ・グランデ 青山 〜返り討ちの日曜日〜(写真[1]/会場に貼ってあったポスターです)』。竹中直人さんと生瀬勝久さんが新ユニット竹生企画というのを起ち上げて挑む初舞台です。この二人のユニットという、それだけの理由でチケットを勢い買いしてしまいました(写真[2])。コメディーなのか、泣ける話なのか、現代劇なのか、時代劇なのか、他に誰が出演するのかとか、本気でまったく下調べをせずに会場へ。旦那に「どんな舞台?」と聞いたら、「知らない」とあっさり答えが返ってきた。
タイトルから内容をまったく想像できないしさ…。でも竹生企画で笑いがないってのは考えられないでしょー。で、結果的には終始大爆笑させていただきました。竹生の二人は、もう圧倒的な存在感で文句のつけようがない(竹中さんは何回か台詞をかんじゃってたけどね…)。そこに田口浩正さんがさらに癖のある見た目+役どころで大味を足します。今回が初舞台となる山田優さんの発声と演技がところどころでいまいちだったけど、歌がうまかったから許す。若手の二人(谷村美月さんと松下洸平さん)は落ち着いた演技で安心感というスパイスを添える感じ。竹生田の三人だと、締まりなく転がっていってしまいそうだから…(笑)。
この勢い買いは当たりでした。入場の際に渡された大量のパンフレットの束の中に、この舞台を勝ると思われるものは見あたらず。出口にあった箱(写真[3])に全部返してきました。即ゴミ箱行きとなるなら置いていってください…というこの配慮も素敵。そんな素敵な日比谷のシアタークリエで、『ヴィラ・グランデ 青山 〜返り討ちの日曜日〜』は11月27日まで上演中。その後も、大阪、静岡、長野、金沢、広島、福岡、長崎、名古屋と回るようです。チケットもまだありそう。年末の忙しさを一瞬忘れて笑いたいという方にオススメ。