またしても亀に遭遇

2011年05月23日(月) 15:20

アメリカ縦横無尽, ハワイ

ハワイ3日目は、レンタカーでオアフ島の散策です。

 

[1] 日立のCMでお馴染みの樹 [2] パールハーバーにも行きました [3] ラニアケアビーチで亀に再遭遇

まず、この〜木、何の木、気になる気〜♪というフレーズでお馴染み、日立さんのCMに登場する木として日本では知らない人がいないのではないか?!というくらい有名な日立の樹を見に、モアナルア・ガーデンへ行きました。日本からの団体客が到着する前だったらしく、日立の樹を独り占め(写真[1])。5月はちょうど花の咲く季節だそうで、ピンク色の花がちょこっと咲いていました。満開というほどではありませんでしたが…。ちなみに初代の日立の木は、北海道の豊頃町にあるハルニレの木だってこと、あまり知られていませんね。モアナルア・ガーデンで配布されているリーフレットにも、そんなことは欠片も記されていませんでした(笑)。それはともかく、かなり迫力のある木だということは間違いありません。巨大。そして美しい。日本だけではなく、中国や韓国からの観光客も来ているようでした。日立、あなどるなかれ(誰もあなどってないし…)。

その後は、日本人としては少々足を踏み入れにくいパールハーバーへ。昔、アメリカ人の友達に「12月7日って何の日か知ってる?」と聞かれ、「何だっけ?」という私の答えに絶句していた彼女の顔を実は今でも忘れられません。日本軍がパールハーバーへの攻撃を開始するとともに、アメリカ合衆国へ宣戦布告し、第二次世界大戦を開戦した日。わたしが学校で受けていた社会とか歴史とかいう教科の中で、その日に強く焦点があたることはなかったから、その日付がわたしの中に記憶されることはなかった。次次世代くらいのわたしが覚えているから何なんだ…って感じもあるかもしれませんが、単純に、その日、この場所で、多くの命が奪われたことは確かであり、日本軍の大義名分やら何やら言い分はあるのかもしれないけれど、やっぱり命を奪う行為はあるべきではないなぁ〜って、海の中に未だに沈んだままになっている戦艦アリゾナを見ながら思いました。写真[2]は、海面にちょこっと顔を出している戦艦アリゾナの一部です。

そんな歴史の暗い部分を見た後で気持ちを持ち上げるのはなかなか大変でしたが、昨日に続き、亀に遭遇したことですべてが払拭されました(笑)。ホノルルから北上を続け、島の北側の海にぶつかったところにある町、Haleiwa(ハレイワ)を少し過ぎたところにあるラニアケアビーチの海岸で、ウミガメ数頭が普通に日向ぼっこをしていました(写真[3])。観光客が触ったり、乗ったりするのを阻止するために監視している人もいました。罰金は数千ドルになるらしいので、調子にのって触っちゃったりしないようにしましょー。何より、亀を守るのが一番です。ビックリさせたりしないように!(海中で超接近したおまえが言うなってな…?!)