2011年3月の読書記録

2011年04月21日(木) 10:03

本&映画の紹介
ジョギングの話に夢中になっていて、3月の読書記録をアップするのを忘れてました…。 3月は、年度末マジックで前半は仕事がたて込んでおり全然よめていませんでしたが、地震の後、仕事がおおかた延期になったので盛り返しました。でも、8冊か…。少ないな。やっぱり電車移動が少なくなると、本が進まない。早く余震やら原発やらの心配がなくなって、電車で気軽に遠くまで行けるようになるといいな〜。って、早速今日は藤沢まで行ってきます。

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2452ページ

地球の上で歩く、食べる、眠る ~アウトドアのレッスン 地球の上で歩く、食べる、眠る ~アウトドアのレッスン
気軽に外へ出てみよう〜と、軽いノリで始まるのですが、気づいた頃にはどっぷりアウトドアでそこまでのことをするつもりはありませんけど…な感じでした。でも、非常時と被災時は通じるものがあるので、思いがけず役立つこともあるかもしれない。少しだけ飯ごうで炊いたご飯を食べたくなりました。
読了日:03月29日 著者:梶原 光政

13歳からの反社会学 13歳からの反社会学
自分で考える頭を育てないとイカンよ!と中学生に教える本。データの見方、情報の集め方、批判の仕方にその読み方、目や耳に入ってくる情報をただ鵜呑みにしてたらダメですよね…、と大人も考えさせられます。中学生の頃に出会っていたら、自分はどんな風に読んだのだろう?
読了日:03月27日 著者:パオロ・マッツァリーノ

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族” BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
ジョギングとか山歩きとかが流行っていますが、それが原点回帰の本能によるものだと、これを読めば思わざるを得ない。読み応えがあり、物語として読者を引き込む力を持ったノンフィクションでした。ゴールの瞬間を見逃すわけにはいかない!とレースを棄権するカバーヨがカワイイ。息を切らすことなく、笑顔でゴールテープを切る走者たちの姿、自分がゴールした後に”仲間”を迎えに行く姿、自分が走りきること以上にそれを見ることを選んだカバーヨの気持ちがすがすがしかったです。
読了日:03月26日 著者:クリストファー・マクドゥーガル

プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術 プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術
言われなくても分かってるよ!的なことばかりなんだけど、どうも自分には出来てないってことばかりでもある。4月のプレゼン資料を作り直したくなったので、読んだ甲斐はあったと言えましょう(笑)。たくさん伝えたくて、文字ばっかりビッシリ書いてしまうのだよね…。反省反省。
読了日:03月25日 著者:永田 豊志

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略 シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
ハイパー消費(際限なくたくさんのものを手に入れること)からコラボ消費(簡単に言うと、タイトル通り”シェア”すること)へと時代が動きつつあることをねっとり説く書。長ったらしい(笑)。わたしは物欲よりもエクスペリエンス欲が強いので、コラボ消費には基本的に賛同する質なのだと思うけど、いまいち乗り切れないのは社交性の欠如によるかな? 
読了日:03月21日 著者:レイチェル・ボッツマン,ルー・ロジャース

利休にたずねよ 利休にたずねよ
完全にのめり込んだ。切腹の日から時を遡って話が進むという今まで読んだことのない感じ。詫び寂びが云々という世界を作り上げた茶人が、かくも貪欲だったとは…軽く仰天しました。戦国の世も色恋はいろいろとあったんですね。
読了日:03月18日 著者:山本 兼一

なぜあの人はあやまちを認めないのか なぜあの人はあやまちを認めないのか
久しぶりに超オススメ本が出ました。辛くて苦しいときについ言い訳をしたり、いかにもな屁理屈を並べてみたり、誰にでも経験があると思いますが、自分の心が今の状況を認めたくなくて必死にもがいているという事実を客観視できれば、そこから逃げるのではなく、どうやって現実を受け止めて、改善すべきかを考えられるようになる。そのスタート地点に立つために知っておくべき心の仕組みが分かりやすく綴られています。
読了日:03月15日 著者:エリオット・アロンソン,キャロル・タヴリス

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた
地震で避難していたときに読破。大きな企業に勤めることはやっぱり大変だということを再確認。いろいろと言い返したい人がたくさんいらっしゃるのではないかと想像します。基本的にはご自分に酔っていらっしゃる人なのではないかと思いました。今後の活躍に軽く期待します。
読了日:03月11日 著者:辻野晃一郎