和飲オススメのお店
2010年12月07日(火) 19:20
日本発信四方山話, 千葉, 東京先日からなんとなく続いているワインの話。日本生まれのワインの普及に努める飲食店へ行って“和飲(ワイン)”を楽しむという近頃のブーム(我が家限定)にのって訪れた3店をご紹介しちゃいます。
まず近場。有楽町駅から徒歩3分の国際ビル地下1階にあるとかちの…というお店は、北海道は十勝産の食材を使ったお料理を日本が誇る新品種甲州のワインで堪能するというのがオススメのお店。ここでは11月4日解禁となった甲州ワインの新酒をボトルでいただきました(写真[1])。勝沼醸造株式会社の製造です。新酒だからすっきり爽やか。ゴテゴテしていなくて飲み心地の良いワインでした。
ちなみに店長さんは十勝の出身らしく、少しお話をしましたが、横で聞いていた旦那がなんだか笑いを堪えているので何かと思ったら、道産子二人の会話の中に、まったく自然に北海道弁が混ざっているのが可笑しかったらしいです。東京に暮らしてもう10年以上だというのに、未だにあっさり北海道弁に戻れるわたしも悪くない(自己評価)。
もう一つ近場は、銀座一丁目駅からすぐのところにある飯場というお店。名古屋が本店らしく、メニューにも名古屋名物の手羽先やひつまぶし、きしめん、名古屋コーチンなどが並ぶお店です。銀座とは思えない超居酒屋な雰囲気の中で選ばれたワインは、中央葡萄酒株式会社さん自慢の一品(と思う…)グレイス甲州 茅ヶ岳です(写真[2])。うちでもよく飲んでる気がする一品。外れなし。
ちなみにタイトルに採用しました“和飲”という表現は飯場のメニューにあった記述から拝借しました。日本ワインの裾野を広げようと奮闘する店長の思いが伝わってくる言葉です。
3店目は、遠く成田市まで行っちゃいました。成田駅の隣にある下総松崎駅から歩いて15分ほどのところに大和の湯という日帰り温泉施設がありまして、その館内にあるメインダイニングと寿司バーに常時100種類以上の日本ワインが用意されているという驚きの品揃え。どうせ1本しか飲まないんだから品揃えの豊富なところに行っても仕方ないのだが(笑)、むしろ温泉のほうに惹かれて遠路はるばる電車で行ってみたという物好きなわたし達です。
選んだワインは、デザイン買いをさせてしまうくらいにラベルやコルクのデザインが素敵な甲州淡紫です(写真[3])。温泉で身体の芯まで温まった後に、喉をすぅ〜っと流れていくピリリと冷えた白ワイン。極上でしたぁ。飲んだくれている間にまた身体が冷えてしまったので、帰路につく前にまたザブンと湯船に浸かり、温まりなおしてから電車で帰ってきました。うちまで片道約2時間の道のり。そこまでガンバッテ行くか?って感じですが、まぁ二度目はないかもしれません。成田空港で長らく時間を潰さなければならないときとかに、皆さんも利用されてはどうでしょう? ちなみに小学生以下のお子様の入場はお断りという大人の空間です。