世界を変えるデザイン展 vol.2

2010年10月18日(月) 10:14

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, イベントの話, モノ+コトの話

2010年5月に東京ミッドタウンのDESIGN HUB(デザインハブ)で開催されたプロダクトデザイン展の第二弾に偶然遭遇しました。有楽町の無印良品にて、10月20日(水)まで開催されています(写真[1])。

 

[1] 有楽町の無印良品で開催中 [2] 竹の特性を生かした自転車 [3] タイヤを再利用したサンダル

5月の展示では、貧困層の人々の暮らしや考え方を変えるデザイン約50点が紹介されましたが、今回のvol.2では、発展途上国で製造・使用されているプロダクトの中で、日本をはじめとする先進国でも十分な価値を持つと考えられる選りすぐりの商品10点が紹介されています。

発展途上国でも比較的容易に手に入る竹で作った自転車バンブーバイクは、強度と柔軟性を併せ持ち、衝撃や重量にも強いという竹の特性を生かしたアイディア商品です(写真[2])。フレームはガーナ、ザンビア、ウガンダなどの国々で製造されているそうですが、すごく美しく、丁寧に仕上げられていて驚きました。ところどころに姿を現す竹の節がとてもイイ味を出していると思いませんか?

ゴミ捨て場に廃棄されたタイヤを再利用して作られたサンダルのプラッキーズも、普通にその辺を歩いている人が履いていてもまったくおかしくない素敵な仕上がりでした(写真[3])。靴底を見ると、確かに素材がタイヤだということを確認できます。製造工場は南アフリカ共和国にあり、スラム居住者を多数雇用して彼らの生活を支援するとともに、HIVに感染している従業員には抗エイズ薬を無償配布するなど、工場内の安全や従業員の健康維持などにも配慮した職場になっているそうです。

展示品が10点と少ないのでもの足りなさを感じるかもしれませんが、世界の課題についてのパネルも一緒に展示されているので、5月にデザインハブへ行きそびれたという方は是非、足をお運びください。