夜勤の看護師…コワイ
2010年08月04日(水) 16:46
日本発信四方山話, 東京旦那の出張中の出来事です。仕事を終えて帰宅し、コンビニで買ってきたおにぎりとお総菜を二品ペロリと平らげました。あと、ビールを一缶。
程なくしてなんだかお腹が痛くなってきました。寝れば治るだろぅ…みたいな適当自己診断で布団に入りましたが、痛みは増すばかりで眠ることさえできなくなってきた。「食事の内容とタイミングからしてこれは絶対に食あたりだ」と思い、トイレとベッドを行き来すること数回。しかしお通じはありません。でも「食あたり以外に考えられない」と思い込んでしまっている私は、来る下痢との闘いに備えて水分補給に励みます。水やらお茶やら飲みまくり。でもダメ。お通じはないし、腹痛は強まるばかりだし、おまけに吐き気までしてきました。そして頭をよぎる4月の悪夢。救急車を呼ぶべきか? いや、同じ救急隊員さんだったらなんとなく顔を合わせにくい。顔なんて覚えてないと思うけど、このマンションにこないだ来たな…ってのはさすがに覚えてるだろ。いや、恥ずかしいとか言ってる場合じゃないって。お腹痛いって。あぁ〜〜〜、どうしよぉ〜〜〜、という格闘の末、Webで夜間救急外来をやっている病院を調べ、電話でタクシーを呼び、深夜1時、病院へ行きましたとさ。
先日『ヒューマンエラーは裁けるか』という本を読んで、人の生死に関わる職業を選んでくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れないようにしよう!と思った直後だったのですが、夜勤の看護師さんがあまりにも冷たくて感謝の気持ちが吹っ飛びました。待合室の椅子に倒れ込んでいる患者(=わたし)に、「保険証をお出しください」と受付から声をかけてきました。そりゃね、必要なのは分かっているんだけど、しっかり持ってきたけど、倒れ込んでいる私は受付のところまで行くのも正直死ぬ思いなわけよ。後回しにして診察するとか、看護師さんが取りに来てくれるとかないわけ?と思うものの言う元気なし(笑)。数分と経たないうちに、「保険証をお返しします」とか言いながら、受付の向こうで“取りに来い”な雰囲気で立ってて怖い。けど何も言えない病気な私(泣笑)。
でやっとありついた診断の結果は、胃炎とそれに伴う胃けいれん。点滴をしてもらうことになりました。しかし点滴の最中も看護師さんコワイ…。5分おきくらいに「どうですか?」って聞きにくるから眠れないし、吐き気を催したから吐きそうだと言ったら、「吐き気止め、点滴に入ってますよ」とか言うだけ。点滴に吐き気止めが入っていようが、入っていまいが、わたしは今、吐きそうなんだよっ(怒)。点滴が終わったところで「どうします? 帰ります?」って聞かれたのですが、元気な私なら迷わず帰る以外の選択肢を尋ねるのだけど、元気じゃない私は看護師さんにビビって聞けないし(笑笑)。まだ立って歩くのもやっとくらいだったのですが、看護師の圧力に屈して一時帰宅。薬を飲んだけど全てリバース。もう痛みを堪えて寝るしかない。眠れない。4時間後くらいに再度病院へ。白血球の数値がさらに上がっているのを知り医師は焦る。夜勤のコワイ看護師は帰る。私はまた点滴。通常の診察時間なので看護師さんの数が激増。優しい看護師さんもいることが分かって一安心するのでした。
点滴で胃の痛みが和らぎ、吐き気も治まり、ホッと一息ついてはみたものの、今度は目に違和感を覚える。瞼が腫れてモノスゴイ不細工になっていました…(いえ、元々さほどの顔ではないのですが、輪をかけてという意味で)。受付でそれを主張したら診察室へ逆戻り。点滴で投与した抗生物質のアレルギーとの診断で処方箋の出し直し。お年寄りに混じっての待ち時間さらに延長です。あ〜、病院って最悪だ!と思わずにはいられない一日でした(正確にはほんの12時間くらいの出来事です)。病院へ行かなくても済むように生活を見直し、体力を増強したいと思います。
ちなみにその後の経過ですが、医師の指示に従い、二日間ほどほぼ絶食して胃を休めたら回復しました。皆さんもお気を付けください、夜勤の看護師はコワイですから。