自己診断の落とし穴
2010年08月05日（木） 18:14
日本発信四方山話, 東京私が絶食をはじめた日の夜、旦那が出張先のインドから帰宅しました。「これで看病してもらえる…」と安心したのも束の間。私の耳に飛び込んできたのは「俺も具合わるい…」という彼の言葉でした。なんでも帰りの飛行機内が寒くて寒くて、あっさり風邪を引いてしまったと言うのです。もうバカ〜〜〜（泣）。
熱とか出ちゃって、下痢もヒドイらしく、喉の痛みも訴えていました。これは風邪だ！と、私に引き続き適当自己診断で自分を納得させ、彼は寝込むのでした。で、風邪だったら栄養とらないと治らないよね？ということで、私は絶食中でどうせ食べられないのに、旦那の食事の支度をさせられる羽目に。なんだか腑に落ちないけど、病み上がり（まだ上がってなかったけども…）の身体にむち打って（そこまでガンバッテないけども…）主婦業を全うする私。けっこうエライ。
しかし3日目になっても下痢の症状がよくならないというので、やっと重い腰を上げて病院へ行かせました。そしたらなんと！確かに最初は風邪だったかもしれないけれど、下痢の原因は腸炎であろうとの診断です。インドで軽くやられていた腸が、風邪の影響で悪化してしまったに違いないと。少しの間、絶食して腸を休ませてあげるようにと言われたそうです。私が食べられるようになってきた頃に、今度は旦那が絶食。っていうか、ガンバッテ旦那の分のご飯を作っていた私って…おバカさん？（笑）。
彼も二日ほどで回復し、今はすっかり元気なので心配無用ですが、とりあえずですね、夜勤の看護師はコワイけども、病院では鬼のように待たされますけども、自己診断は危険です。単なる食あたり、単なる風邪と思い込んだりせず、専門家の意見を早めに聞きにいきましょう。優しい看護師さんがいる可能性の高い通常の診療時間内に病院へ行くのがポイントです。この一週間で確立した我が家の教訓でした。
