鮮度の一滴とは長くお付き合い
2010年07月23日(金) 16:50
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話マルコメの液みそとは短いお付き合いになりましたが、ヤマサの鮮度の一滴とは長くお付き合いできそうです。
煮物とかあまり作らないので、お醤油がなかなか減らないんです。昨年9月に帰国して、すぐに購入した1リットルのお醤油をやっとの思いで使い切ったのが今年の6月。9ヶ月の間に酸化は着々と進み、味の変化は正直気にならないのですが(気にしろよっ)、度重なる液ダレでギトギトになったキャップと注ぎ口(写真[1])が本当にイヤ。嫌なら毎回きちんと拭き取ったりしてキレイを心掛ければ良いのでしょうが、お料理しているときに、んなところまで気にしていられないわけよ(言い訳)。
そんな怠慢主婦のためにヤマサさんが開発してくれたのがこの鮮度の一滴です(写真[2])。当たり前にペットボトル容器を使うという発想をやめて、レトルト食品などによく使われているスタンディングパウチがパッケージとして採用されました。底が広がるようになった袋状で、かつ2重構造になっているので、お醤油の残量が少なくなってもしっかりと自立するようにデザインされています。
また、注ぎ口の作りも秀逸。中から外へ飛び出そうとするお醤油の圧力で口が開き、注ぎ終わったら自然と閉じるようになっています(写真[3]/食卓でお醤油を注いでいます)。おかげでお醤油を注ぐときに中へ空気が入りにくく、酸化が防げるというわけです。味にこだわりのない私のようなユーザーにとっては、酸化を防いでくれるということ以上に、キャップの開け閉めが不要!という点が最高に便利。液ダレの心配も少ないので注ぎ口がギトギトになることもありません。
片手で容器を持ってお醤油を注ごうとすると力加減が難しく、勢い余って大量のお醤油が飛び出してしまうことがあるというのは難点ですが、キャップをとる手間を省いてくれているという利点がそれをカバーして余りあります。500mlという容量も使用頻度の低い我が家にはぴったりですし、液みその時とは対照的にかなりの好印象です。末永くお付き合いさせていただこうと思っています。