クリアファイル封筒
2010年03月17日(水) 18:06
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話先日、NTT東日本から写真[1]のようなクロネコメール便が届きました。フレッツ光の利用者向けに作成した“フレッツ光活用ガイド”みたいな冊子のお届けと“フレッツ光メンバーズクラブ”への勧誘が目的のようです。
で、私が食らいついたのはその中身ではなく、封筒でした。
封筒の左上に「ミシン目に沿って切り離すとクリアファイルとしてご利用いただけます」とありました(写真[2])。こんな封筒、お初にお目にかかります。で、指示どおりミシン目に沿って切り離すと(写真[3])、確かにクリアファイルになりました!
これはなかなか考えましたね〜。お届けしたモノを、できれば長く手元に置いて、必要に応じて参照や活用してもらいたいというときに、こんな封筒で届ければ、クリアファイルに中身を挟んで保管してもらえそうです。当然、販促も兼ねているわけで、封筒(=クリアファイル)には差出人(今回の場合は“NTT東日本”)の名称やロゴが印刷されていますし、デカデカと“FLET’S”の文字もありますから、中身の特定も簡単です。いつもなら邪魔でしかない社名やロゴの印刷が情報として役立つかもしれない、というコンテキストを上手に作り出してくれるちょっとイカした封筒ですね。大掃除のときにゴミと化すのは必至ですが、なんとなくすぐには捨てられない、そんな封筒です。