月島探訪
2010年01月15日(金) 22:51
日本発信四方山話, 東京年末、自転車で片道約30分かけて大江戸温泉物語へ行きましたが、せっかくお風呂で汗を流した後に改めて汗だくになるというくらいの運動量ですっかりばててしまったわたし達。行き先を近場に変更して再度、サイクリングに挑戦です。目標はもんじゃ焼きで有名な月島にしました。片道15分ほどです。何があるというわけでもない場所ですが、下町風情を楽しんでみよう!ってことで颯爽とお出かけ。月島駅付近に自転車を停めて、ぶらぶらと月島散歩です。
歩き出して間もなく、地元のおじさんらしき人に声をかけてもらいました。「あんた達、あそこの橋の下に徳川幕府のごにょごにょごにょ…見た?」って。何を言ってるのか全然わからなかった(笑)。でも、渡り終えたばかりの佃小橋の下に何か見るべきものがあるってことは分かったので、「(笑顔で)ありがとうございます!」とお礼を言って道を戻りました。で、橋から川の下を眺めてみたけど(写真[1])、どの部分が見るべき場所なのかがやっぱり分からなかった…。看板には「此の場所には、江戸時代後期 寛永拾年(1798)徳川幕府により建立を許された大幟の柱・抱が埋設されておりますので、立入ったり掘り起こしたりしないで下さい」と書かれていましたが、これまた何を言っているのかぜんぜん分からない…(笑)。わたし、日本史苦手なのだ(言い訳)。とにかく、日本史的に大事な場所だってことで…(許してください)。
その後、17世紀からこの地にあるという住吉神社で軽くお参りをしようと思いながら道を進む途中で銭湯“日の出湯”を発見。軒先に傘立てがありました(写真[2])。お風呂のある家庭がまだ珍しかった頃、月島の町の人たちは雨の日も風の日もこの銭湯に通ってきたのでしょうね〜。差してきた傘を他の人に間違えて持って行かれないように、軒先のロッカーに傘を入れて、ゆったりお風呂に入ったのでしょう。確かに、せっかくお風呂に入ってスッキリした後に雨に打たれるのは嫌、ですからね。時代を感じさせてくれる傘立てにとても趣を感じました。
日の出湯のすぐ先に住吉神社がありました(写真[3])。どんな御利益があるのか分かりませんが、素通りすると罰が当たりそうなのでとりあえず手を合わせてみる小心者の私。
そんなこんなで月島探訪終わり。次はどこへ行ってみようかと検討中。オススメあれば教えてください。