かろうじて…
2009年10月12日(月) 18:17
日本発信四方山話, 東京アメリカから船便で送った荷物が届きました。ギリギリでした。あと1センチとか2センチとかのレベルでもう少し長かったり、幅があったりしたらアウトだったと思われます。
何の話?
………ソファの話。
海外で浮かれて買ったソファを日本に持ち帰り、玄関から入れられなくて大変な目に遭うという話、あちこちで耳にしていました。帰国に先立って旦那の会社から配布された“帰国の手引き”みたいな書類にも、“日本の家屋は小さいということを思い出しましょう!”みたいなことが書いてあった。だから、新居を決めるときは、けっこう慎重に考えたつもりだったんですけどね。エレベータの大きさとか、ドアの配置や大きさとか。
引っ越し屋さんがあ〜でもない、こ〜でもないと話し合っている声が廊下から聞こえて、もしやヤバイのでは?と思い、勇気を出して彼らの目を見たら、「無理ですね。入りません」と真顔で一言。きっと内心は、「またバカな日本人が浮かれてアメリカンサイズのソファを買って帰ってきやがった」くらいに思っていたに違いありません(笑)。しかし、そんな簡単に諦めるわけにはいかないわたし達は、「ここでこぉ〜切り返せばイイんじゃない?」、「このドアを外せばいけるでしょ」、「ソファの向きを逆にしたら?」などなど、素人が必死でもがく様子をどうぞご想像ください。
最終手段。まず寝室に入れて、ベランダをつたってリビングへ持って行くというのをトライしてダメだったら諦めるしかないということで合意をし、いざトライ。引っ越し屋さんたちは、寝室へ入れるのも無理だろうと踏んでいたようです。
が、入りましたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜【歓喜の叫び】
おまけに、寝室とリビングのドアががっちり向かい合っておらず、30〜40センチずれていたおかげで、寝室からリビングへギリギリ滑り込ませることにも成功!(写真[1]/分かりにくいと思いますが、真っ正面が書斎で、左奥に寝室、右にリビングです。)
いったい、入らなかったらどうしたのだろう? とりあえず廊下にしばらく置いて悶々と作戦を練ったのだろうか? 真っ正面の書斎になら入るからって言って、そこへ入れることになったかも。それとも諦めて粗大ゴミ? 考えただけで泣けてくる。う〜、よかった、入って。嬉しくて泣けてくる(笑)。
そういうわけで皆さん、海外で買ったソファは噂どおりヤバイです。気をつけましょう。