アメリカでもゴミの分別
2009年07月31日(金) 13:58
UXいろいろ, アメリカ縦横無尽, サインやUIの話, サンフランシスコ, パロアルト暮らし, モノ+コトの話日本では、ゴミの分別大変ですよね。一般ゴミの有料化もあちこちの市町村で進んでいると聞きます。ゴミを減らし、環境保護を推進するためには必要な施策だと思いますが、ちょっと面倒というのが私の本音です。
※凄いバッシングが来そうなので書いておきますが、日本にいるときはきちんと分別してます。ホント。
私たちの暮らすアメリカはパロアルトでは、瓶や缶、プラスチックなど数種類のリサイクルゴミを分けて出すくらいで、残りのゴミは全部ひとまとめです。現在のアパートに入居する際、大家さんには「面倒だったらリサイクルも分けなくてイイですよ」なんて言われちゃいました。土地の豊かな国は呑気だなぁ〜なんて思ったものです。
先日、サンフランシスコのフェリービルディングで開催されているファーマーズ・マーケットへ行った際、写真[1]のような分別ゴミ箱を見かけました。リサイクルゴミ、堆肥ゴミ、そして廃棄ゴミの3種類に分別することをお客さんに呼びかけています。もの珍しいことも手伝ってか、どのゴミをどのゴミ箱に入れるべきかとご家族がゴミ箱の前で悩んでいました。そしてリサイクルゴミ用の青いゴミ箱へ入れるべきペットボトルを、堆肥ゴミ用の緑のゴミ箱へ入れようとしています。(結局、どのゴミ箱に入れたかは未確認です。スミマセン)
やっぱり、慣れないとたった3種類の分別も大変ですよね。でも、子ども達はどのゴミをどこに入れるべきか、一生懸命把握しようとしているように見えました。「あ〜、面倒くさくてやってらんねぇっ!」なんてならずに、ばっちり分別できるようになってください。応援してます。私もガンバリマス。
同じくフェリービルディングの建物内にも同様に廃棄ゴミ、リサイクルゴミ、そして堆肥ゴミ用の3つのゴミ箱が並んでいるところがありました(写真[2])。並びが違うとか細かいことはまぁとりあえず置いておくとして、ここにはもう少し大きなゴミ箱を用意することを提案したいと思います。溢れてますから(笑)。
最後にうちの近くの公園にあるゴミ箱(写真[3])。ここにはリサイクルゴミと廃棄ゴミ用の2つしかゴミ箱がありませんが、色はフェリービルディングと共通していて、リサイクルゴミは青、廃棄ゴミはグレー(または黒)ってことになっています。色の割り当てはカリフォルニア州で決まっているのでしょうか? 国で統一とかされているとしたら感動ものです。
ちなみに、ヨーロッパでは各国が勝手に色を割り振っていて、分別の仕方もマチマチでした(過去の日記をご覧下さい)。”リサイクル=青”ってくらいなら簡単に覚えられそうだし、世界基準とかになってくれると学習も教育も少し楽になります。その分、分別意識も高まって環境に優しくなる。そんな相乗効果を期待して”リサイクル=青”を推進したいと思います。