いろいろ別料金
2009年06月02日(火) 07:13
アメリカ縦横無尽, フロリダ&カリブ海カリブ海クルーズへ行くために、サンフランシスコ-マイアミ間をアメリカン航空のフライトで往復しました。私は、海外出張でちょこちょこ貯めてきたアメリカン航空のマイレージを使って、旦那も同じく出張で貯めてあったJALのマイレージを使って、同じ便のお隣席を予約。往復のフライト代金が浮くなんてお得感倍増です。しかし、チェックインの際にそのお得感が激減しました。知らないうちに、預け入れ手荷物が有料になっていたのですよぉ。知らなかったから、クルーズに持ち込んで飲もうと思っていたワインなどをスーツケースに入れていたため機内手荷物に変更することもできません。ちなみにクルーズに持ち込めるアルコールはワインボトル一人一本までです。船内でのアルコール販売に影響するし、何より国外へ出るので制限しておかないと大変なことになるからってことでしょう、たぶん。
結局、二人でそれぞれ一つずつの荷物を預け入れて、合計30ドルの出費。帰りもってことになるので、無料フライトと思っていたのに60ドルも余分に払う羽目になりました。アメリカに来てからユナイテッド航空ばかり使っていたので気づかなかったけれど、預け入れ手荷物の有料化、各社ですすんでいるようですね(写真)。一つ目は15ドル、二つ目を預けると25ドルというのが相場のようです。無料で預かってくれる航空会社のほうがもはや少数派。北米では身軽な旅が推奨されます。(国際線からの乗り継ぎであればまた条件が違うと思います。)
LCC(Low-Cost Carrier/低コスト航空会社)では、預け入れ手荷物が有料なのは当たり前です。オンラインチェックインは無料だけど、空港でチェックインするのは有料。荷物を預けてお金をとられるのが嫌な人は、規定内の大きさの鞄に荷物を詰めて機内に持ち込みますが、座席上部の手荷物入れを確保しようと思ったら早めに搭乗しなければなりません。そんな貴方に”優先搭乗”というサービスもありますが、これも別料金です。おまけにオンラインでチケットを購入する際にも”発券手数料”という名目で料金をとる航空会社もあります。発券してもらわないとそもそも予約が完了しないんだから他にとり得る手段がないというのに航空券代金とは別に発券手数料がかかります。カリブ海クルーズのお値段を紹介した際にも書きましたが、欧米では商品そのものの料金をスリムに安く見せて、付加価値については別に料金を徴収する仕組みが多いです。込み込み表示お好みの日本人には、なかなか慣れない感覚ですが。
ホテルに泊まったら朝食がついているのが当たり前、なんて思ってはいけません。これは、国や地域、ホテルなどにもよるようですがアメリカでは朝食は宿泊代金に含まれていないと思っておくほうがよさそうです。また、多くの人が車で来ることが分かっていても駐車場代金も別途徴収されるケースが多いです。それが嫌な人は、ホテルではなくモーテルに泊まること。
こうやって書くと、ホテルに泊まれば車一台は無料で駐められて、飛行機に乗ればある程度の量の荷物は無料で預かってもらえる、そんな日本の方が住みよい感じに聞こえますが、さてそれはどうでしょう? もしかしたら日本の方が無用に払わされている分が多いのかもしれませんよ。その”サービス”を利用する人としない人、その割合から換算した”適度な”料金が航空券の代金やホテルの宿泊費に均して上乗せされているだけかもしれませんから。込み込みで料金を示してくれるほうが確かに簡単ですが、全てのサービスを込みにして平均されては、サービスを利用しない人から見るとアンフェアです。多くの場合、そのアンフェアに気づくことはないのかもしれませんが、フェアプレーが重んじられるアメリカのような国では、いろいろ別料金で徴収されるということ、覚えておいて損はなさそうです。
結局、二人でそれぞれ一つずつの荷物を預け入れて、合計30ドルの出費。帰りもってことになるので、無料フライトと思っていたのに60ドルも余分に払う羽目になりました。アメリカに来てからユナイテッド航空ばかり使っていたので気づかなかったけれど、預け入れ手荷物の有料化、各社ですすんでいるようですね(写真)。一つ目は15ドル、二つ目を預けると25ドルというのが相場のようです。無料で預かってくれる航空会社のほうがもはや少数派。北米では身軽な旅が推奨されます。(国際線からの乗り継ぎであればまた条件が違うと思います。)
LCC(Low-Cost Carrier/低コスト航空会社)では、預け入れ手荷物が有料なのは当たり前です。オンラインチェックインは無料だけど、空港でチェックインするのは有料。荷物を預けてお金をとられるのが嫌な人は、規定内の大きさの鞄に荷物を詰めて機内に持ち込みますが、座席上部の手荷物入れを確保しようと思ったら早めに搭乗しなければなりません。そんな貴方に”優先搭乗”というサービスもありますが、これも別料金です。おまけにオンラインでチケットを購入する際にも”発券手数料”という名目で料金をとる航空会社もあります。発券してもらわないとそもそも予約が完了しないんだから他にとり得る手段がないというのに航空券代金とは別に発券手数料がかかります。カリブ海クルーズのお値段を紹介した際にも書きましたが、欧米では商品そのものの料金をスリムに安く見せて、付加価値については別に料金を徴収する仕組みが多いです。込み込み表示お好みの日本人には、なかなか慣れない感覚ですが。
ホテルに泊まったら朝食がついているのが当たり前、なんて思ってはいけません。これは、国や地域、ホテルなどにもよるようですがアメリカでは朝食は宿泊代金に含まれていないと思っておくほうがよさそうです。また、多くの人が車で来ることが分かっていても駐車場代金も別途徴収されるケースが多いです。それが嫌な人は、ホテルではなくモーテルに泊まること。
こうやって書くと、ホテルに泊まれば車一台は無料で駐められて、飛行機に乗ればある程度の量の荷物は無料で預かってもらえる、そんな日本の方が住みよい感じに聞こえますが、さてそれはどうでしょう? もしかしたら日本の方が無用に払わされている分が多いのかもしれませんよ。その”サービス”を利用する人としない人、その割合から換算した”適度な”料金が航空券の代金やホテルの宿泊費に均して上乗せされているだけかもしれませんから。込み込みで料金を示してくれるほうが確かに簡単ですが、全てのサービスを込みにして平均されては、サービスを利用しない人から見るとアンフェアです。多くの場合、そのアンフェアに気づくことはないのかもしれませんが、フェアプレーが重んじられるアメリカのような国では、いろいろ別料金で徴収されるということ、覚えておいて損はなさそうです。