空き巣被害…

2009年01月30日(金) 20:13

ヨーロッパ所々方々, オランダ暮らし

うちではないです、幸いなことに。
被害に遭われた方には申し訳ありませんが、狙われなくて幸いでした。

 

[1] 空き巣被害の貼り紙 [2] 犯人逮捕と今後の対策

我々の住むアパートで、年末年始空き巣被害が出た!という貼り紙がアパート中にされています(写真[1])。家族とクリスマスを祝うために家を空けた隙を狙うなんて、卑怯です。いやいや、空き巣はいつだって卑怯ですけども…。被害にあったのは1軒ではないらしく、盗られたものはパソコンとクレジットカードなどだとか。

貼り紙がされるようになってから程なく、アパートの管理会社から郵便が届きました(写真[2])。犯人は“マスターキー”を使って建物や部屋へ侵入したことが分かったらしく(詳しくは分からないけど、カードキーの利用履歴みたいなのが残っているのだと思います)、結構すぐにお縄となった模様。そして、犯人逮捕を受けて管理会社がとる今後の対策は次のとおりだそうです。

・ガス、水道、電気などの管理補修は専門の会社に外注していて各社にこれまで“マスターキー”を渡していた。
・今までは、この“マスターキー“で、“いつでも”そして“どの部屋にでも“アクセスできた。
・これを今後は、“特定の日“に、“特定の部屋”にのみアクセス可能な鍵に変更する。

この対応策から察するに、犯人はガス屋、水道屋、電気屋、清掃屋などなどなどのいずれかに所属していた人ってことになりますね。そして、被害が出た後もサプライヤーを変更することはないらしい。

それにしても、今までがずいぶん緩かった。いつでも、どの部屋へでもアクセス可能なマスターキーを持っている人が、実はけっこうな人数いたってことですよね? ここの部屋はチェーンのような内鍵もついていないので、家主が家の中に居たとしても、マスターキーを使えばあっさりと侵入できてしまう。そう思うと、急に怖くなってきた(笑)。突然巨大なオランダ人が来てオランダ語でまくし立てられたら、さすがの私(?)も負けてしまうもの…。

架空の話はさておき、我が家に被害が出なかったことがとにかく幸いでした。そんな目に遭ったら、二度とオランダに来たくなくなっちゃうでしょうからね。