食材宅配体験記〜大地番外編
2010年07月31日(土) 16:36
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話大地を守る会の商品の一つに“とくたろうさん”というのがあります。日本各地の農家で大切に受け継がれてきた今となっては希少な野菜を未来へ繋げていこうと大地を守る会が企画した商品で、登録しておくと、収穫があったときにだけ、まるでプレゼントのように、その辺のスーパーでは目にすることのない変わったお野菜を届けてくれます。
体験入会中にも紫ししとうと加茂なすが届きました(写真[1]/左が紫ししとう、右が加茂なすです)。加茂なすは京野菜の一つで、京都では当たり前にスーパーで買えるのかもしれませんが、関東ではリッチなデパ地下などでしか扱いがありません(と思います。少なくとも近所のジャスコでは買えません)。京都の地場野菜を茨城で育てるという試みを応援していて、我が家に届いた加茂なすも京都ではなく、茨城県石岡市で収穫されたものでした。紫ししとうは来歴など詳しいことは分からなくなってしまっているそうですが、奈良県の西吉野地方で古くから栽培されていて、我が家にも奈良の農家さんが作ってくれたものが届けられたようです。火を通す前はその名の通り紫色でしたが、炒めると鮮やかな緑色に変身してビックリしました。
こういう初めて見る系の野菜が届くと、どう料理してイイものやら頭を抱えることになりそうで不安でしたが、写真[2]のような案内が野菜と一緒に入っていて、加茂なすの場合は親切なことにレシピまで書いてありました。そして言われるがままに”加茂なす田楽”を作ってみたら(写真[3])めちゃくちゃ美味しかったです。私もやれば出来るじゃん(笑)。紫ししとうの方は、「ししとうと同様に料理し、お召し上がりください」という冷たい一言しか書いてなくて少々ガッカリ。レシピを載せてくれればイイのに…。
そんな感じで新しい野菜や料理に挑戦させてくれる食材の宅配。けっこうはまってきました。忙しくなっても続けられるとイイな…。