桂離宮の参観を許可されました

2024年09月27日(金) 09:08

日本発信四方山話, 京都
FINALLY, KATSURA IMPERIAL VILLA
The 15-minute walk from Katsura Station to Katsura Imperial Villa under the scorching summer sun was brutal. Visiting this Imperial Household Agency property requires an advance application and approval notification, along with ID verification on the day. Once permitted, I explored the villa, marveling at details like the stone-paved paths and the elegant "Shokin-tei" teahouse. The one-hour guided tour offered rich insights into the villa’s historical and architectural significance.

京都中心部から阪急線で南西へ下ったところにある桂駅から、桂離宮までの徒歩15分が、真夏日の炎天下には地獄でございました。ってか、京都マジ暑かった……。

宮内庁管轄の桂離宮は事前の参観申し込みが必要で、Webで申し込んだ後、「ご希望の日時にて参観が「許可」されました」という通知を受け取らないと参観できないし、当日もその通知画面(または印刷)と身分証明書を提示しなければなりません。まあまあめんどくさいからずっと見送ってきたけれど、ついに参観を許可していただき、拝観してきました。

御幸道には(たしか)30万個もの石が敷き詰められていて、水はけを考慮したつくりになっているそうな。高貴な方々のお足元が汚れることのないように。

御幸門の奥にはめったに使われない表門があって、遠近感を強調するために道幅が徐々に狭く(逆向きの場合は広く)なっているとか。

最も格の高い茶亭である「松琴亭」へ向かって、

一本の切り石を渡した橋を渡ります。ぼちぼちコワイ。

襖の市松模様がステキすぎた。

田舎屋風の茶亭「笑意軒」は夏のお茶室だったかな。

奥には田園が広がっていて、高貴な方々と農家さんたちとの交流もあったとかなんとか。

約1時間、ガイドさんが細かな見どころまで解説しながら案内してくれます。勉強になりました。