町並み保存地区のお宿

2023年04月24日(月) 12:50

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RELAXING HOTEL, AND TOWN OF UCHIKO
Uchiko town prospered by the production of Japan wax in the latter half of 19th century. The townscape of Yokaichi & Gokoku area is well preserved and still exactly as it was in former times. The hotel we stayed was located in the middle of the area and promises a relaxing time in a traditional-house atmosphere with modern facilities. When you walk through the street, you will find a folding bench that could be very useful for locals to chat or for travellers to rest, and many grasshoppers made of leaves or tree barks, which looked very real! As they are everywhere, you, who don't like insects, need to be very careful.

大洲城や大洲にあるNIPPONIAはやめて、内子町の町並み保存地区にある「内子の宿」に泊まりました。

NIPPONIAが登場するおそらく以前から、古民家を美しく改修して一棟貸しの宿を営んでおられて、実は以前こちらの「こころ」というお部屋に泊まったことがあります。その当時は一棟しかなかったお宿が今や4棟まで増えていて、地域に受け入れられ、観光客を呼び寄せる力になっていることがわかります。

今回は「」と名付けられた一棟を、離れは使わないという条件ですこしお安く泊まらせていただきました。

国が指定する伝統的建造物群保存地区のちょうど真ん中あたりにある2階建ての建物、上の写真の手前右側で朝日を浴びている建物がお宿です。

1階のリビングには巨大な掘りごたつがあってまったりできます。

家のあちこちに、美しく育てられた苔玉やアンティークが上品に飾られていました。

和紙が壁や襖にたっぷりと使われていて、

竹でエアコンを隠しているのもお上手です。

玄関を出たところには木製の「ベンチ」があります。

折りたたみ式のこのベンチ、この地区に古くからあるとおぼしきお宅の多くに設置されていました。ご近所さんとのおしゃべり用でしょうか? それとも、お遍路さんのための無料休憩所だったりもしたのかもしれません。

最後にもうひとつ、内子の町にはたくさんの「バッタ」が潜んでいます笑。葉っぱや樹皮を編んでつくるらしいのですが、すごく上手につくられていて、しかも飾れるところには大量に飾ってあったりするので、知らずに見るとビツクリします。虫が苦手な人は注意が必要な町、内子。見どころたくさんあるのでオススメです。