賽銭代わりに土運び

2022年11月08日(火) 08:54

日本発信四方山話, 和歌山
CARRY A PACK OF SOILS INSTEAD OF AN OFFERING
It took about an hour by car from Kumano Hongu Taisha to the second secred site, Kumano Hayatama Taisha. If you come in a better season, you can board a traditional boat to come and go between these two shrines. Visiting an auxiliary shrine, Kamikura-jinja, which is standing on the detached grounds of Kumano Hayatama Taisha is my recommendation. For now, you can carry a pack of soils for a road repair, which could be a greater offering to the shrine, though you need to get over these steep stairs! It was almost a cliff!

熊野本宮大社から車で1時間強のところに熊野速玉大社があります。時季とタイミングがあえば川舟下りをしたかったけれども叶わず。

お社の規模がいっきに縮小した印象ですし、八咫烏さんもあまり見当たりませんでした笑。巨石崇拝に起源する神社らしいので、速玉大社の飛地境内に鎮座する摂社である神倉神社のほうが行き甲斐あるかもしれません。

なんせ、土運びに協力できます笑。お賽銭よりもご利益がありそうなので、喜び勇んで手伝いました。しかし、鳥居から見上げると、これまでに訪れた参詣道の中でダントツの急階段。もはや崖登りレベル!

右手にカメラ、左手に土袋を持って、時おり揺らめいて危ない思いをしながらなんとか登り切りました。たくさん届いてました。

肝心の神倉神社は、しめ縄のはられた御神体の巨大岩、地の方言で「ヒキガエル」を意味する「ゴトビキ岩」と呼ばれる岩を守るように、さらに急な階段の上に鎮座していました。

手を合わせた後、左手を臨むと新宮市と太平洋を一望できます。が、本気で危ないので気をつけましょう。ちなみに、この後の崖下りは、登りよりもずっとコワイし危ないので、雨の日は諦めたほうが良い。