岡本太郎は川崎生まれ
2022年07月26日(火) 10:00
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 神奈川, イベントの話- TARO OKAMOTO WAS BORN IN KAWASAKI
- Taro Okamoto Museum of art is located in Kawasaki, because he was born here. It opened 6 years after his death, but since then it's been introducing his works and offering inspirations to us. The permanent exhibition is always about the works done by Taro Okamoto, but the works exhibited are changed quarter to quarter, and the special exhibition for now is about a Japanese budding artist, Miwa Komatsu, which is very interesting and strongly recommended.
なぜ岡本太郎美術館が生田緑地にあるかというと、彼が川崎生まれだからです。
生前に美術館を建設することが決まり、氏が所有する作品の多くが寄贈されました。残念ながら、美術館の完成や開館を待たずに1993年に死去してしまったようですが、1999年の開館以来四半期ごとに展示を入れ替えて、鬼才岡本太郎の歴史と作品の紹介を続けているそうです。
年表の向こうに作品のサムネイルが並んでいます。
漫画家として活躍した父、岡本一平の作品もすこし展示されていました。なにげにポンチっていてカワイイ。
今期の「太郎の創造展ー創らなければ、世界はあまりにも退屈だ」では、アドリブで描いているように見せかけて実はきっちり下書きや模型づくりを経て制作していたことを伝えることをテーマにしています。下書きと完成形があまりにも違って面白い。
この美術館のスゴイところは、常設展と同じくらいの広さを企画展に割りふってしまっているところ。そこで今は「小松美羽展」を開催中で、それが岡本太郎に負けず劣らず爆発しているのでぜひ見に行ってほしいです。企画展も見終えて、売店で絵葉書も買って、さあ帰ろうかという段階で通る廊下に「小松美羽の制作現場を岡本太郎が見学してます」的な締めの展示がありました。
このふたりが出会っていたら、凡人には意味不明なぶっ飛んだ対話がなされたのかもしれませんね。