有事のたびに、寄付をしよう！と思うのだけど、寄付先を選ぶのがまあまあ大変なのだ。みんな、どうやって選んでいるのでしょう？

ウクライナの首都 Київ（キエフ）へ旅をしたときに泊まったホテル BURSA Hotel からメールが来ました。

Financial support is a critical tool to help underfunded Ukranian military forces, medical volunteers, and displaced civilians. Please donate to whichever organizations you believe in and are comfortable supporting. If you would rather not fund military supplies, please consider donating to medical organizations dedicated to helping innocent civilians. 

（日本語訳）ウクライナ軍、医療ボランティア、避難民らを支援すべく寄付をお願いします。 あなたが信じられる、支援することに抵抗を感じない組織に寄付してください。 軍事物資に使われることを好まないなら、医療機関など民間人支援団体への寄付をご検討ください。

BURSA Hotelからのメッセージ

メッセージの下には寄付を集めているさまざまな団体へのリンクが並んでいました。さらにその下には、破壊された民家の写真、防空壕に避難している子どもたちや母子の写真、抱き合って別れを惜しんでいるカップルの写真などが添えられていました。もう涙なしでは見られない写真ばかり……。

ということで、寄付だ！となりまして、確かに軍事物資へ寄付するよりも、避難している母子たちへお金が回るほうがうれしい。UNICEFか赤十字かなーと思いましたが、リンクの中に「RAZOM」という知らない団体があり、調べてみましたところ、2014年の革命をきっかけに設立された民間団体のようです。ウクライナ語で「Together／一緒に」という意味らしい。ウクライナの未来を明るく豊かなものにすべく、自分たちでできることを模索し、協力者や支援金を募り、さまざまなプロジェクトやイベントを主催/共催して、特に若者たちに幅広いチャンスを提供する活動を続けているようです（年次レポートはこちら）。

今回の寄付がどう使われるかは未知数ですが、縁があって知った団体なのでここに寄付してみよう！とわたしの中で決まりまして、PayPalから100ドル寄付するぞと…………

そして、拒否られました笑。

なんてことだ、PayPal。残念すぎる。

なんでも「国内法規による規制のため、日本およびシンガポールからのペイパル経由の寄付はお受けできません」だそうです。そうなんか……。PayPalの問題じゃなくて、国の問題？ よくわからんが、せっかくPayPalで眠っているお金の使い時だと思ったのに……。アドレス指定で直接送金するという裏ワザもあるようですが、そうなってくるともうめんどくさい気持ちがどんどん膨らんで、寄付をしよう！という気持ちまで消え失せてしまいそうになったので、結局クレカで寄付ってことになりました。寄付には勢いも大事だと思う笑。