108体の神狐像

2021年06月28日(月) 13:40

日本発信四方山話, 神奈川
108 FOXES PROTECTING SHRINE
Foxes were believed to be the natural enemy of rats that eat rice. For Japanese in the old days, the foxes that drove the rats off from the rice field or rice stock were the protective god. This Fushimi-inari shrine located in Kawasaki was built in 1951 to pray for the postwar rebuilding of the region, and the 108 foxes have been its symbol since 1955. While I was selecting the pictures, I noticed I had missed to spot the frog among foxes! I have to revisit.

毎日暑いですが、朝方はまだ走れる気温なので、早起きしてジョギングに行き、近所の散策をしています。この週末には、我が家からおよそ3キロ北に位置する武蔵小杉を超えて、京濱伏見稲荷神社を目指してみました。

京都の稲荷信仰総本社「伏見稲荷大社」からの勧請で、昭和二十六年(1951)に創建。戦後の地域復興を祈願して建立されたと伝わるようです。

外国人観光客にも人気の朱色の鳥居はもちろんですが、境内のあちこちに鎮座する108体の神狐像がなによりもの見ものです。今にも動き出しそうな、躍動感あふれるお狐さま達が、本殿を守るように睨みをきかせていました。

写真を選んでいたら、岩の影にカエルとおぼしき存在を発見↑。お狐さまに夢中でまったく気づかなかったぜ……。もう一度、行く用事ができてしまった笑。

境内には浅間神社もありました。富士山から運ばれた溶岩を使い、富士山もこしらえちゃってます。由緒正しい神社ではなかなかできそうにない本気の遊びを楽しんでいる神社でした。

★追記(2021年7月5日)
お狐さまに混じって鎮座するカエル君の確認に行ってきました。たしかにいらっしゃいました笑。