ドイツの教会たち
2020年01月10日(金) 18:48
ヨーロッパ所々方々, ドイツ- GERMAN CHURCHES WITH BEAUTIFUL STAINED-GLASS WINDOWS
- Compared to the cathedrals and churches in Italy or Spain, those in northern Germany were relatively small and less of showiness, but some of them should be proud of the beautiful stained-glass windows. And, I liked the one found at the cathedral in Lübeck the most. It could be the most beautiful one I had ever seen. The window without a glass found at a church in Hamburg was another memorable one as a legacy to share.
ヨーロッパの街にはたくさんの教会があるのコレあたり前。日本のあちこちに神社やお寺があるのと同じです。
だから自ずと、教会めぐりが旅行に組み込まれるのですが、大国のそれなりの規模の町にある教会の装飾は本当に美しくてビビる。今回はドイツの、しかも北の外れで商人が幅を利かせていた町だったので、スペインやイタリアやイギリスの大都市に長く鎮座する教会たちと比べれば歴史的な重みや金ピカ感は薄かった。でもステンドグラスが軒並みすごくステキでしたー。
まず、Lübeck(リューベック)のMarien Kirche(聖マリア教会)の裏口に施されたステンドグラス[1]。全景だとわかりにくいですが、一見「傷か?」と思う線とかもぜんぶデザインの一部です。他の装飾も天文時計もすべからくステキだったけれど、個人的にはこのドアがいちばんでした。
次は、Bremen(ブレーメン)のSt. Johann Kirche(聖ヨハン教会)のステンドグラス[2]。通りすがりに入ってみました的な教会だったのだけど、素通りしなくてよかった。
そして断トツに素晴らしかったのは、Lübeck(リューベック)の大聖堂にあったステンドグラスです[3]。これまでに見たステンドグラスの中で最高と言って間違いない。とにかく美しい。ほんの1泊2日だったのに、これを見たさに大聖堂には2回行きました! この職人技とデザインセンスはもっと世界にアピールすべきだと思う。
ちなみに、最後に訪れたHamburg(ハンブルク)には、ドイツ第三の都市だけあって教会もたくさんあり、選べなかったので、遠目のインパクトだけを頼りに行ってみたMahnmal St. Nikolai(聖ニコライ教会)は、広島の原爆ドームに類する記念碑でした[4]。第二次世界大戦で破壊されたらしいです。美しいステンドグラスがはまっていたであろう枠[5]、罪を反省している風の像[6]など、栄華を称えるだけではなくて、こうした負の遺産も大事ですよね。