充電ステーションと空気入れ

2019年09月17日(火) 19:11

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ELECTRIC CHARGING STATIONS AND INFLATORS
I joined a seminar presented by a data analyst of Bee, a Sweden’s leading EV charging operator. He pointed out that more information about the charging stations needs to be delivered to citizens to promote electric vehicles, and I recalled I rarely see a charging station in Lund. We have, however, some inflators in town, and they are not only for bicycles, but also for wheelchairs and strollers. An icon of kick scooter may be added soon or late. Lund seems to be a town with bicycles, not with electric vehicles, yet.

先日、電気自動車の充電まわりのアレコレを製造したり、提供したりしているBeeという会社のデータアナリストさんによるトークイベントがありました。Helsingborg(ヘルシンボリ)からMalmö(マルメ)まで約65キロの距離を電動バイクで毎朝通勤していて、1日の通勤にかかる電気代はわずか 8 SEK(約90円)なんだぜー、安いだろ! というノリで楽しく聞かせてくれるオジサンでした。インターネットのときも、スマホのときも、登場した当初は「こんなんじゃ使いモノにならない!」ってみんなが思ったけど、程なくしてすっかり生活必需品になった。電気自動車も絶対にそうなる! と力説していました。

反対だったり、慎重だったりする人たちは「十分な電気供給を約束できない」と主張することが多いけれど、それは絶対に大丈夫!とも言ってました。根拠はちょっとぼんやりしてたけど……。でも、電気自動車の普及が今ひとつ波に乗れない理由のひとつに、充電ステーションの整備が十分に進んでいることや、それらがどこにあるのかといった情報が市民に届いておらず非常事態(=電池切れ)に対する懸念が先行していることが挙げられる、という指摘はなるほどなと。

[1] Lundの充電ステーション [2] Rigaの路上パーキング [3] Londonの路上パーキング

たしかにLund(ルンド)のダウンタウンで充電ステーションを見かけた記憶がない。と思って調べてみたら、わたしが歩いていく範囲には5ヶ所しかなかった笑(写真[1])。しかも動線から外れてるから目にしないはずだ。しかしLundはもはや生活圏なので、出歩くときの観察眼が弱まっているという可能性もある。ちなみに、夏に行ったラトビアの首都や先日のロンドンでは、路上パーキングの一部が電気自動車向けのスペースになっていて、充電器も設置されているところを何度か見かけました(写真[2][3])。まさに充電中という車は見かけなかったけども……。

[4] 近所のふつうの交差点 [5] 自転車女子が何がしてる [6] こんなところに空気入れ!

しかしLundには、写真[4]のようなどうってことのないとある交差点の一角に、空気入れがあったりします笑。電気自動車よりも自転車の町なのだー。そしてここで自転車のタイヤに空気を入れている人をちょいちょい見かけます。アップの写真[6]を見てわかるとおり、いや、見るまで自転車以外にコレを使うシーンをまったく想像できていなかったのだけれど、車椅子とかベビーカーとかもそうだよね、車がついていて、たまに空気を入れないとならないよね。そのうち、キックスクーターの絵もここに並ぶようになるのではなかろうか?