クリスマスツリーを調達
2018年12月17日(月) 20:56
ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン- CUT YOUR OWN CHRISTMAS TREE
- From a Japanese perspective, it sounded just weird, but I learned it's just natural for Swedish people to cut your own christmas tree! It was easy to select red rather than silver, but it turned out to be so tough to pick up the best one among lots of candidates. Each one of them looked different and unique, and it was so hard to remember the location of the one you once liked. And, the tree we chose looked pretty small and cozy among others, but it is huge at home.
クリスマスツリーを切りに行ってきました。日本人的には「切りに行くとはなんのこっちゃ?」という感じで、お誘いを受けたときにわたしもそう思いましたが、文字どおりでした。大小さまざまに育ったモミの木の中から、お気に入りの一本を見つけて、自分で切り、持ち帰るんです。
スウェーデンでは、毎年、こうしてクリスマスツリーにする木を調達し、飾りつけをして、クリスマスまでの日々を楽しむのだそうです。ご一緒したお母さんの一人に聞いてみたところ、自然に生えている木を使ってクリスマスツリーにするのがスウェーデンではごく自然であたり前のことなのだとか。アレルギーを理由に「ニセモノ」を使う家庭もないわけではないけれど、そっちが稀だって。お母さんが言葉を選んで「Fake」と表現しているのを横で聞いていたお嬢さんが顔をしかめながら「Plastic!」と声をあげたのが印象的でした。子どもの頃からこうして木を切りにきて育っているから、「プラスチックのクリスマスツリー」なんてとてもじゃないけど考えられないんでしょうね……。怖くて、日本の実態は伝えられなかった笑。
候補になる木は3種類あって、シルバー(写真[1])とレッド(写真[2])と、3つ目は行ったところにはなかったので忘れちゃった。葉の付き方や枝ぶりがシルバーとレッドでぜんぜん違うのだ。シルバーのほうが長持ちするけど、レッドのほうが香りが良い……とかなんとか説明を聞いたけど、香りは正直よくわからなかった。レッドのほうが緑の色が濃くて、密度感が高い。そんな見た目の印象からレッドのほうにすることは間もなく決まったのだけど、そこから先、一本に絞り込むのがすごく大変でした。あたり前だけど、ぜんぶ違うから。これの形がキレイだとか、これの枝の広がり方が良いとか、これはこの辺りのすき間がイヤだねとか、これよりはさっきのがイイか…とか、でも、さっきのってどこだったっけ?とか、そんな感じで木々の間をさまよい歩いて、やっと決めました。
借りたノコギリで切り倒して、引きずって受け付けに戻ると、いちばん小さな筒に通すように言われて、通すとネットでくるまれてお持ち帰りレディ状態。そしてレジに行ってお支払い。金額は200SEK(約2,500円)でした。一緒に買った専用台がおよそ倍の350SEK(約4,400円)。ってか、この台を買わないと、木だけ持って帰っても困るし。
けっこう小さいのを選んだつもりでしたが、家で飾ってみるとデカイね、やっぱり。あと、飾りを買ってこないとさみし過ぎる。