誕生日はオペラハウスで…

2018年09月06日（木） 02:20

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CELEBRATING MY BIRTHDAY AT AN OPERA HOUSE...
2nd day of the Conference at an opera house turns out to be my birthday. The Conference was very well organized and operated even with various constraints such as no hanging from the ceiling, no pasting on the wall, no food or drink in the hall, but providing enough amount of coffee for Swedish people. The arts in the house were beautiful and cute, and the music performance looked best on the stage of the opera house. What a great choice of the venue!

優雅にオペラ鑑賞といきたいところですが、カンファレンスです。例の高いやつ笑。会場がオペラハウスなのです。オペラハウスを借りての開催は去年に引き続き2回目だそうですが、いろいろと制約が多いなか、とてもよくデザインされていたし、運営もすごく立派。迷うことも、いら立つこともなく二日間のカンファレンスが終わりました。こういうの珍しい笑。

[1] 学会会場はオペラハウス [2] アートいっぱいの会場 [3] クロージングの派手ステージ
[4] ベンチのテキスタイル [5] 独特な表情のアートたち [6] ホールの座席もカワイイ

制約というのは、そもそもオペラを上演するための施設であり、建物であって、カンファレンス向きではないわけで、舞台以外の空間については壁にモノを貼り付けたり、天井から何かを吊るしたりするような空間演出は禁じられていたようです。それでもたくさんの大道具小道具を持ち込んで素敵な場所に仕立てていました。舞台のあるホールへの飲食物の持ち込みは禁止されていて、参加者にこれを厳守させることも会場からの要請と思われますが、みんなきちんとマナーを守っていました。当たり前のことだけど、1,000人近い人が集まる空間でこれだけしっかり守られるってスゴイな…と。守ってくれると信じるからこそ、コーヒーはたっぷり用意して提供するし（たぶん、コーヒーがないとスウェーデン人はキレる）、二日目午後の休憩時間にはビールまで出しちゃうのだった。

舞台に関しては、備え付けの回り舞台を活用した演出もあって、活用できるものは活用し、制約には柔軟に対応してという感じ。オープニングとクロージングには地元のアーティストさんたちによるバンド演奏がありました。特に最後のステージは照明も派手に使って豪華だった。オペラハウスとの約束かどうかはわかりませんが、5時30分までに必ず終了して、全員会場を後にするというのも地味に大きな制約で、司会者のファシリテーション能力が試される現場となっておりました。そして立派に果たされました。

カンファレンスの中身にはまったく触れないままですが、こんな会場選びもあるんだな…という気づき。