Malmöの図書館
2018年08月03日(金) 18:19
本&映画の紹介, ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン- MALMÖ CITY LIBRARY
- My husband suggested me going to a library instead of hanging around the bookstores in town and buying some every day. Okay, fair enough, let’s have a look whether the library has English and Japanese books for me. And, surprisingly the answer was yes for both. Those Japanese books might be a donation from the former Japanese tentative residents. How nice, and I now look forward to receiving my social security number to make the most of the library.
けっこう頻繁に本屋へ行って、本をどしどし買っていたら、旦那に「図書館に行ってみたら?」と意地悪を言われました笑。
まー、確かに仮住まいの分際で重たくてかさ張る本を買って積んで喜んでいることに多少のうしろめたさを感じたので、ある日、素直に図書館へ行ってみました。Malmöの図書館は、もうとにかく建物が素敵なのですよ。老朽化が進み、建て直しをしなければならなくなったときには随分と議論があったそうです。結果的には、歴史ある建物を残して改築しつつ、新しいビルを追加して新旧の共存を図ることになり、その結果がこの素敵な図書館です。
3月に訪れたときには、どの棚になんの本が並んでいるのかぜんぜんわからなかったので、今回は館内地図のようなものはないかと入ってすぐの案内係さんにまず聞いてみました。ありませんでした笑。何を知りたいのだ?と聞かれたので、英語の本と日本語の本がある棚を知りたいと伝えたら、それなら司書さんに聞いてね、と回される…。果たして、案内係さんのお仕事は何なのだろう?と思ったけど、それはさておき司書さんの仕事っぷりはバッチリでした。「英語の小説はこの棚に著者名のアルファベット順に並んでいるわよ」、「窓際の棚は1階と2階がすべて外国語の本になっていて、日本語の本があるとしたらそこ。探してみて」「ノンフィクションや専門書はカテゴリーごとにあっち側の建物に並んでいるんだけど、スウェーデン語と英語の本がぜんぶ混ざってしまっているの。見つからなかったら検索してね」と、わたしの質問に完璧な答えをくれました。
で、英語小説のほうはぼちぼちの数がそろっていることを確認して終わり。気になるのは日本語です。驚いたことに、ありました(写真[5])。少しですけどね。宮部みゆきさん多め。東野圭吾さんとか、伊坂幸太郎さんとか、重松清さんとか、ほとんど小説ですね。察するにこれらは、帰国することになった日本人からの寄付に違いない。わたしも帰るときに寄付しようっと。その前に、ここに並んでいる本はぜんぶ借りて読んでやる。そのためにも、ソーシャルセキュリティー番号よ、早く来い(ただいま申請中)。