突然ですが、この春、スウェーデン第三の都市 Malmö（マルメ）へ引っ越します。さらば日本。旦那の赴任に便乗するという楽しい展開です。

はじめて降り立った Malmö の第一印象は「寒い」の一言に尽きました。3月上旬、旦那の出張に同行するという形で、この春から（たぶん）3年間暮らすことになる街を訪問し、同行する決意を固める儀式を行ってきました。と言うと大袈裟ですが、会社が旅費を出してくれるというので、本格的な引っ越し前にちょっくら様子見に行かせていただいたというお話です。

ちょうどヨーロッパを例年にない寒波が襲っていてヒドイ寒さでした。

↓晴れていたら、きっと素敵な公園…

コペンハーゲンの対岸に位置するこの町は、南北に伸びるスウェーデンの中でも最南端に近い位置です。出張で何度も訪れたことのある旦那曰く「雪は滅多に積もらないから、札幌ほどは寒くないよ」ってーことだったのに、思いっきり雪が積もっているやないかぃ！（ま、薄っすらレベルではありましたが…）しかも町に吹き込む海風が冷たいなんてもんじゃない。成田空港でヒートテックのレギンスを買ってきて良かったよ、マジで。これなかったら、ワンピースの中は素足という出で立ちで駅前に佇む悲劇に遭遇するところでした。油断し過ぎ＞自分。

[1] 街の運河は凍ってました	[2] ピルダムス公園の池も	[3] 橇は常備するものか?!

旦那の上司さんご一家と食事に行ったり、同僚さんご一家のお宅をお訪ねしたりして、Malmö 暮らしがどんなもんかとお聞きしたら、誰もが「この一週間がここ数年で一番寒い」「最悪の天気を体験したと思って間違いない」と、初めての訪問者の憂鬱を払拭すべく懸命のフォロー笑。雪が積もるのは数年に一回だという認識は皆さん共通のもののようです。街には橇に乗って親に引っ張ってもらっている子どもがわんさかいましたが、降雪はそんな頻度なのに、橇を常備しているものなのか？とか思ったけど、そんな疑惑は口に出さずに飲み込みました。

[4] 唯一晴れた日のMalmö駅	[5] 唯一晴れた日の市庁舎	[6] Malmö図書館で仕事したり

1週間の滞在中、どのエリアが住み心地よさそうかな？なんて思いながら街を歩き回ったり、しかし一度に見過ぎてあっさり見終わったら困るので、図書館で仕事して時間を潰したり（まるでもう住んでいるようだ笑）、そんな Malmö 初訪問でした。そのときのことや引っ越し回りのゴタゴタをちょっとずつ書いていきたいと思っています。

ちなみに、諸手続きが普通に遅れておりまして、あと1週間ほどで出発の日を迎えるはずだったのが延期決定。ゴールデンウィーク明けか、もしかしたら5月いっぱいは、何ごともなかったかのように普通に東京でモリモリ仕事をしていることになりそうですが、旦那は一足先に向かうことになる見込みです。会いたい人は急いでコンタクトしてください。