2017年の振り返り

2017年12月31日(日) 15:21

UXいろいろ, 日本発信四方山話, リサーチャーの知恵袋
REVIEW OF 2017
I have had various opportunities to teach in 2017, including the Product Manager Conference which allowed me to talk about UX research, addressing to those who are not in the "UX" field. I'm proud of having the continuously updating slides which are supported by my professional career as an active UX researcher, though I'm still wondering how to enjoy teaching. The publication of the book I translated is also an achievement of 2017, and I promise to publish my own book in 2018. The biggest regret is that I sometimes failed to keep a physical shape for a job, and this is to be the most important goal for next year.

2017年のうちに痩せる!という一番大事にしたかった目標が未達成のまま大晦日を迎えております。マズイ。去年までは、食べたら走って体重キープで満足できていたけれど、2017年になってからは1キロ元に戻すのが至難の業です。この状態に納得してしまったら、坂を下るように太く肥えていってしまうのではないかという不安しかない。憂鬱な年の瀬…………。

さて、仕事のほうですが、2017年の冒頭に立てた目標を確認。

・同じことではなく違うことを教える機会を増やす
・同じことでも違う教え方をしてみるようにする

ユーザーインタビュー一本槍ではなく、UXリサーチに幅を広げて設計・実施・分析をするときのノウハウやコツまで教える場は持てたつもりだし、プロダクトマネージャーカンファレンスで、これまでの聴衆や受講生とはちょっと違った人たちを相手にUXリサーチとはなんぞやという話もできたので、100点満点とは言いにくいけれど、達成ってことでいーな。

2015年5月にはじめてセミナー講師を引き受けてから、2.5年の間にスライドは着実にバージョンアップを重ね、今では、最初のセミナーを受けた人たちに申し訳ないとすら思うほどに密度の濃い、自分で言うのもなんだがわかりやすい資料に仕上がっています。私のセミナーを繰り返し聞きに来てくれている学習意欲旺盛な若者たちに「毎回あたらしいネタが追加されているので毎回勉強になる」とうれしい言葉をいただいたのも励みになります。これからも新ネタを追加し続けられるように、現役リサーチャーとしての学びと教えることを通じた学びをバランスよく積み重ねていけるとうれしい。

とか言いつつ、“教えることを楽しめない…”という苦悩は消え去ることがなく、来年も悩みの種のひとつとして持ち続けていくことになりそうです。

2017年の春に翻訳本を一冊刊行できたのは大きな成果のひとつでした。年内に仕掛かりの共著本も刊行とまでは行かずとも、脱稿くらいまで持っていきたかったけれど、それは持ち越し…。悔しいけど、共著だから仕方ない。なので、来年は単独著作を世に出すぞ!

最後に今年一番の反省は、何度も風邪を引いてダウンしたこと。仕事の打ち合わせに代打を頼まなければならないこともあったので、これは本当に反省しなければなりません。代打ありがとう>代打者。体調管理も仕事のうちってことを肝に銘じて、身体づくり(+体重管理)と無理な量の仕事を引き受けない、断る勇気を持つこと。来年はそんな目標も追加ですかね。

元気に年を越して、新しい年を気持ちよく迎えたいと思います。