ユーザビリティ評価@大阪

2016年08月05日(金) 10:30

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USABILITY SEMINAR IN OSAKA: Super assistant (=myself 😉 joined the seminar in the latter half, and I was surprised to hear that some attendees found more gently attitude of mine compared to the seminar we had in Nagoya last year. Umm, I may unconsciously select to act like sticks as a partner with the main lecturer who automatically plays a role of carrots?! It was even more surprising to find that some attendees didn’t seem to understand which user research method should be selected for which part of the user centered design process, or the similarities and differences between user interview and usability test. Such basics may need to be covered at the beginning of each seminar, which was the biggest finding of mine from this one.

古田先生のお手伝いで参上したユーザビリティ評価のセミナー。「奥泉先生、今年は優しいですね」とか言われて「へ?」とかなった。大阪で実施したインタビュー講座のアンケートにも、「(去年の名古屋と比べて)奥泉先生がすごく優しかった」とか書かれていて絶句(笑)。そこで去年の名古屋のアンケートを引っ張り出して見てみたら、「もう少し優しく言ってもらえると…」とか書かれてた。去年の私はどんだけ怖かったのよっ!

とか言いつつ内省してみると、もしかしたら古田先生とペアのときは飴と鞭の鞭のほうを自然に選ぶことになって、振る舞いが変わっているのではないだろうか?とか思った。今年も最後に厳しいこと言って泣かせちゃったしな…(ウソ)。

先生二人いると、お手本モデレーターを見せてあげられるし、速攻解説してあげられるし、もしかしたらどちらかが被験者役で全グループを回るみたいな関わり方もやろうと思えばできなくもないし、やってみたいし。「コワイ」とか言われるのは、まぁ仕方ないから我慢するよ。だってこのペアだと私はどう考えても鞭のほうにしかなれない。

とそれはともかく、受講生の中に、ユーザーインタビューとユーザビリティテストの使い分けというか、HCDプロセスの中のどこでどっちを使うのか、みたいな根本的なところをきちんと理解していない人がいて軽く驚いたり、ユーザーインタビューとユーザーテストで気をつけるべきことには共通点が多いことに気づきました!みたいな、え?それ今さら?…と、ツッコミを入れるのを躊躇しちゃうような報告があったりして、とても勉強になりました。わたしは両方を業務として請け負うので、ユーザーさんに接する以上、注意点には共通点おおいに決まってるし、それは暗黙の了解だろう…と思い込んでおりましたが、意外と、そこを並べて考えたり、学べたりできている人は少ないのかもしれない。どういうところが共通で、どういうところには違いがあってというところを合わせて学べる場を用意してあげられたら良さそう。と、考えているだけでまだぼんやりアイデアですけども。

それにしても二週連続大阪へ行き、大阪人のモデレーターやインタビュアーは、とうぜんノリツッコミの一つや二つや三つを噛ましながら、「ラポール形成なんてお手のもんでっせ~」な雰囲気で楽しくインタビューもユーザビリティテストもできてしまうに違いない!と、そんなスゴ技を見せていただこうと楽しみにしておりましたが、皆さんとても真面目な受講態度でいらっしゃいました。ある意味、残念。次回に期待します。

 

[1] 会場にあったスゴイ螺旋階段[2] 屋上には養蜂場も[3] セミナーの様子は一枚もなし