うっかりすると常にタジン
2015年01月09日(金) 15:27
UXいろいろ, ついにアフリカ到達, おいしいモノの話, モロッコDISHES IN MOROCCO ALWAYS TAJINE!: Whenever you eat dinner at a riad, you will be welcomed with tajine of chicken or tajine of minced meat. Tajine is always delicious and healthy with a lot of spices, but you will get tired of it before you come to enjoy comparing various seasonings. Remember to order kebab (or berber pizza in the south) when you find it in the menu, as you will find another opportunity to eat tajine much more easily. The best dish I loved the most is harira, thicken soup with chickpeas.
リヤドを選ぶとき、できれば夕食のことも視野にいれておけるとモロッコの旅は一段と潤うのだと思う。わたし達が選んだリヤドはどれもメディナのメインストリートから1本とか2本とか奥に入った裏路地に位置していて、出かけるときにはまず、周辺の様子やメインストリートからの道順を確認したうえ、住所や地図の記載されたリヤドのカードを受け取っておかないと帰ってこられるかどうか心配すぎて落ち着かない感じでした。スマホがあればGPSにも頼れるので安心ですが、場所によっては電波が弱いため頼みの綱はスマホのみという状態は避けたほうが良さそう。特に夜は、とうぜん暗くなるし、悪さしようとする輩も増えるわけで、1泊目の夜はリヤドで夕飯を食べられるよう予約をしておくのが無難です。
そしてどこのリヤドも、モロッコ料理でもてなしてくれます。それはモロッコ到着後1日目であろうと7日目であろうと一緒。メイン料理の選択肢は、どこに行ってもおおむね “チキンのタジン” または “ケフタ(肉団子)のタジン” です(写真[1][2][3])。これが美味しいのだ。どこで食べてもハズレなし。スパイスの使い方、つまり微妙な味付けなんかは地域やお店によってそれぞれなんだと思いますが、その違いを楽しめるようになる…前に飽きる!というのがこれまた定番ではないかと思う(笑)。
というわけで、メニューにケバブがあるときは、迷わずそちらを選ぶべし(写真[4])。タジンはいつでも食べられますから。そして南方へ行ったときには、ベルベルピザなる包んで焼くピザ(写真[5])を食べましょう。油断してると一日二食タジンを食べ続けるみたいな羽目になりますんで。ただしベルベルピザはお店によって味にかなり差があるっぽいのでご注意を。さらに店によって味に開きがあると言えば、付け合わせで出てくるオリーブのピクルスです(写真[6])。気をつけないと塩分過多で帰国前に死ぬでしょう…というほどに塩っ辛いものが出てくることがあるのでこれまた注意が必要です。
トマトとキュウリとタマネギをさいの目状にカットしてドレッシングで和えたモロカンサラダ(写真[7])や、栄養満点(らしい)ハリラと呼ばれるスープ(写真[8])が前菜の定番、デザートにはフルーツサラダ(写真[9])が出てくることが多かったです。いずれもタジンほどには安定した安心感はなく、「これは果たして本当に同じ名を持つ料理だろうか?」と首を傾げたくなることもありましたが、当たりの確率のほうが大きいのでご安心あれ。わたしの一番のお気に入りはハリラです。近々自分で作ってみる…かもしれない(すでに弱腰笑)。