ゆふいんの森号に乗ったった

2014年02月05日(水) 20:16

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 福岡, 大分, モノ+コトの話

RESORT EXPRESS YUHUIN-NO-MORI: We travelled from Hakata to Oita by a popular resort express, Yuhuin-no-mori. It is nicely designed, but it is not gorgeous at all if you compare it to a luxury express, Seven Stars. On board service of Yuhuin-no-mori, like buffet and salon, seems also to be well considered, but it took too much time to serve guests. I really need to get on Seven Stars next time.

ご主人様のマラソン大会に付き合って、大分へ行ってきました。しかし、大会前日の大分行きフライトは取れず、仕方なく福岡へ飛んでからの電車移動となりましたが、福岡駅のホームでウワサの(どこで?)ななつ星さんと偶然のご対面を果たしました。走り始めて半年に満たない新品の車両はキラキラでした。ホームは、その姿を一目見ようと集まったお上りさん(自分含む)で大騒ぎ。けっこう長らく停車していてくれるので、さすがに乗り込むことは許されませんが、窓から中を覗きまくれます。乗客がいるけど覗いちゃう。いや普通なら、ホテルの部屋を覗き込むようで憚られるところですし、中にいるお客様も「覗いてんじゃね~」とお怒りになってもおかしくないところですが、なかなかとれないチケットを取って乗車している優越感からか「どうぞお好きに覗いてちょうだい」な雰囲気で皆さん満面の笑みでした。なんか悔しい…(笑)。

 

[1] 博多駅にてななつ星に遭遇 [2] 見るだけの人でホーム大騒ぎ [3] 中も覗けます。ゴージャス!
[4] かわって、ゆふいんの森号 [5] レトロな車内と座席 [6] サロンスペースは並び場へ

ななつ星の出発を見送って、同じホームで待っていると、わたし達が乗る特急ゆふいんの森号が到着しました。こちらもなかなか人気の観光列車なんですよ。わざわざ東京で予約してから来たんです。わたし達のお席は先頭車両の1号車。前方もガラス張りになっていて(写真[4])、線路は続くよどこまでも!を感じながら旅をすることができます(注:先頭座席のみ)。“ゆふいんの森”と銘打つだけあって、茶と緑を中心とした私好みの内装です(写真[5])。いやしかし、よくよく見るとかなり古い…。レトロな雰囲気が売り…なのか? ななつ星を見た後だと、その落差にけっこう凹みます。

駅弁やドリンク、オリジナルグッズなどを販売するビュッフェが、博多の次の停車駅である二日市を過ぎた頃にオープンするという情報を仕入れていた我々は、他の乗客に遅れることのないよう旦那を派遣。オープンと同時くらいに現場へ着いたはずなのに待てど暮らせど戻ってこない。案の定、すでに長蛇の列だったらしい。ゆふいんの森号には、自由に利用できるサロンスペースが設けられていますが(写真[6])、ここはビュッフェのオープンとともに、そこでお弁当を買おうとする乗客が列をなすための空間へと変貌を遂げたらしいです。うーん、なんか、企画倒れ?

後から調べてみたところ、ゆふいんの森号は現在2種類の車両で運行されていて、わたし達が乗車したのは古いほうだったらしい。時間的にそれしか選択の余地はなかったのですが、新型車両と同じ値段だとしたら、なんとなく腑に落ちないぞ。とは言え、古い車両を上手にリノベして、満席で運行している(週末だったのもあるとは思いますが…)のは立派と思います。JR九州さん、次はななつ星に乗りたいと思ってますんでヨロシク。