トイトレインぶんぶん号

2014年02月07日(金) 18:58

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 福岡, 大分, モノ+コトの話

TOY TRAIN OF JR KYUSYU: There is a special viewing platform for train lovers at Hakata station. It provides a number of kid-sized chairs by the window above railroads. A nicely designed toy train is welcoming kids to enjoy boarding at Oita station. JR Kyusyu is obviously doing a great job to attract people and educate kids to love trains.

 

[1] 博多駅の3階改札口付近 [2] 窓際に椅子が並んでます [3] 鉄ちゃん候補の子ども達

JR博多駅の3階に改札口がありました。あまり利用客はいないようで閑散としていましたが、広場にはドドーンとミニチュアのかわいらしい車両が停車中です(写真[1])。それに窓際には椅子がズラズラと並んでいました(写真[2])。なんと、ホームに入ってくる電車をゆったりと眺められるようになっています。人がいない写真だと分かりにくいと思いますが、椅子はすべてお子様サイズでした。となりの区画には、やはりお子様サイズのロッキングチェアが並んでいて、より一層ゆったりとホームを出入りする車両を観察できそうです。鉄ちゃんへと成長すると思しき男の子二人組が、お父さんと思われし大人と一緒にもうすぐ入ってくるはずのゆふいんの森号(我々が乗ったヤツです)を待っていました(写真[3])。

 

[4] 大分駅のぶんぶん号運行中 [5] なぞるの大変なとこは線路なし [6] 乗車料金200円なり

JR大分駅に到着し、改札を出ると、博多駅で見た覚えのあるミニチュア列車が今度は動いていました!(写真[4]) 床に描かれた線路の上を丁寧になぞるように走っています。でもカーブはなぞるのが大変だからでしょうか?!線路が省略されていました笑(写真[5])。まー、それはともかく、トイトレインのぶんぶん号と言うらしいです。乗車料金は200円(写真[6])。子ども達に大人気でした。係のお姉さん情報によりますと、博多駅にあったのも同じぶんぶん号で、デザインはななつ星を手がけた水戸岡鋭治さんだそうです。

こういう仕掛けをたくさん作って、駅を賑やかな場所、人の集まる場所にしたい!というのがJR九州の狙いだそうです。見事に子ども達を集め、通りかかる人たちの足を止め、関心を集めていました。ななつ星といい、ゆふいんの森号といい、トイトレインといい、余裕ありますね、JR九州。元気な会社。素敵なエクスペリエンスをデザインしてくれる会社。関連各社もぜひ見習って欲しいところです(特に北のほうの会社…)。