スキー場のオーベルジュ

2016年08月22日(月) 16:58

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AUBERGE IN A SKI RESORT: The best hotel among the ones we stayed during our trip in Norway was an auberge in a ski resort, named Norefje Hytta Restaurant & Overnatting. It was really hard to find it, because we were not able to believe GPS and it didn’t have an eye-catching sign at the front if you approach there by car, not by ski. The view from our room was amazing, though. We liked the private sauna and the floor heating of the bathroom area too. As it’s an auberge, the dishes served were great. As a whole, it turned out to be the best choice.

オスロを出発した後、桶をひっくり返したような大雨に遭遇し、そんな中、慣れない左ハンドル右側通行に加えて久しぶりのマニュアル車。運転していたのはもちろん旦那でしたが、助手席のわたしの足が必要もなく踏ん張ってしまうほど緊張感の高いドライブでした。

 

[1] これは客室の入り口…[2] ゲレンデ側からはよく分かる[3] この先に客室があるとは…

目指すはスキー場の中に佇むオーベルジュ。その後、車両進入禁止の標識に道を阻まれたり(GPSに騙された…)、違うホテルにチェックインしようとしたり(看板を読み間違えた…)、さらにもう一度、道に迷って人に聞くも分からず、何度も宿に電話してやっとの思いで到着です。車でアプローチした場合に見えてくる建物の様子はただの一軒家(写真[1])。しかもそこで行き止まりの立地なので近くまで進入するのを敢えて避けてしまったために気づかなかった。建物の反対側は冬にはスキー場のゲレンデとなるようで、そっち側はアピール十分でした(写真[2])。こういうのを探しながら来たのでなかなか見つからなかったというわけです。ちなみにわたし達の部屋へ通じる道はなだらかな斜面に砂利道(写真[3])。スーツケース運ぶのが大変でした(笑)。

 

[4] 部屋からの絶景![5] 山の天気は変わりやすい[6] 明朝はさらなる絶景でした!

しかし、辿り着いたお宿の部屋からは絶景を拝められました(写真[4])。10分後には真っ白になってしまいましたが(写真[5])、翌朝には雲と雲海?!が競り合うものすごい景色になっていましたー(写真[6])

 

[7] 部屋にあった飾り。っぽい[8] 毛布などの備品も素敵[9] プライベートサウナ付き!

部屋はめちゃくちゃ狭い上に天井が低く、何度あたまをぶつけたか分からないくらい。その中でもっとも贅沢にスペースを使い、天井高にも余裕があるのはプライベートサウナでした(写真[9])。普段サウナに入る習慣はありませんが、ここはひとつエクスペリエンスを、ということで温めた石にわしゃ~と水をかけると、シュワーっと蒸気が立ち上り、そんなの繰り返しながらジワジワと湿度をあげていって、じんわりと汗をかいて疲れを落とす。サウナいいです。サウナの外にはトイレとシャワーブースと洗面台があって、そこの床面はすべてタイル張りになっていて、床暖仕様。これもいい。便座もひんやりしないし。便座を温められる日本のトイレもエライけど、長くて厳しい冬を乗り越えなければならない北欧の人からしてみたら便座だけ温めてどうすんの?という感じなのかもしれません。

 

[10] 一階のレストランは広々[11] 角ライト[12] エルク?の剥製?!

客室の下にはレストランがあって、そこは大変広々としておりました(写真[10])。こっちがメインなんだな、うん。そしてお料理は当然おいしかった。朝ごはんもオシャレさんでした(写真[15])。振り返ってみれば、今回の旅で一番のお宿はここだった。

 

[13] 自慢のお料理。まず前菜[14] こちらメインのお肉料理[15] 朝ごはんプレート