無料アップグレード

2013年07月23日(火) 17:45

アメリカ縦横無尽, ラスベガス

UPGRADED TO A PENTHOUSE: I checked in and was navigated to a room, but surprisingly, the room was not ready at all. I had to go back to the front desk to claim (you know, hotels in Las Vegas are huge) and pretended to being really upset (actually, I was quite upset though). Now, I’m staying at a penthouse. For Japanese who are learning English, verbal skill may help you a lot in the future.

学会会場のホテル Mirage に到着。すでに夜の11時を過ぎていて、単純にグッタリしながら普通にチェックインを済ませて指定された部屋へ行ってみたら、なーーーーーんと!人生初体験。部屋の掃除が全然終わってない。というか、前の人がチェックアウトした後、手つかず状態でした(写真[1])。誰かいるのかと思って、マジでビビった。

 

[1] 部屋の掃除が終わってなーい [2] ペントハウスのリビングルーム [3] ペントハウスのベッドルーム
[4] ペントハウスの化粧室 [5] ペントハウスの洗面室 [6] ペントハウスのトイレ

Mirage に限らずラスベガスのホテルは巨大で、フロントまで戻るのも一苦労なんですよね、実際。でも、この誰が泊まっていたか分からない使用済みの部屋で寝るのは無理なので、フロントへ戻り、かなりお怒りモードを装って(いや実際に怒っていたけども…)、「ほんの15分前くらいにチェックインしたけど、別の部屋、というかもっとイイ部屋を用意し直すべし!」とまくしたてた結果、無料でペントハウスへのアップグレード、いただきました! わーーーーーーい。ってか、そこまでは求めていなかったんだけど、そんなに怒って見えました? おそらく東京の自宅を超える広さで、さっきからすんごい無駄に歩き回ってて笑える感じなのですが、ここで5泊6日、優雅な一人ホテル暮らしができると思うと、気分上々です(2枚目以降はペントハウスの写真でーす)。

この体験を通じて思うこと3つ。

まず、フロントとハウスキーピングのコミュニケーションはホテルにとっての死活問題。手を抜かず、テクノロジーに頼りすぎることなく、しっかり連携しないと、ホテルの評判は地に落ちます。

とは言え、ピンチはチャンス。その失敗を潔く認めて謝罪したうえで、客の期待を超えるフォローをすれば、印象はむしろプラスに転じます。

視点は180度かわりますが、客としては、やはり不満をしっかりと伝え、要望をそれとなく仄めかす英語力があるって強い。軽く自画自賛ですが、言ってナンボなのだ、アメリカでは。久しぶりに来て、それを体感した初日でした。