ヒルトンに泊まった訳
2011年06月01日(水) 18:43
UXいろいろ, アメリカ縦横無尽, ハワイ, モノ+コトの話WHY WE CHOSE HILTON: Because we bought a ticket for a four-night trial stay at Hilton Hawaiian Village Beach Resort and Spa about a year ago. We bought it because we wanted a reason to go to Hawaii for the first time 😉 It was a promotion program to introduce (and hopefully to sell) Hilton’s time share program. The room was spacious with a luxury kitchen and a huge bathtab. But, the TV was too small for that big room and the bed’s spring was too cushy in a negative way. Housekeeping is amazingly expensive. So, now we now have a lot of reasons to turn down joinning that time share program! Sorry, Hilton.
タイムシェアプログラムというのをご存知ですか? コンドミニアムの1室を自分の部屋として1週間だけ所有する権利を購入するシステムです。ちょうど去年の今頃、ヒルトンやマリオットなど大手ホテルチェーンからやたらと勧誘があり、正直な話、説明を聞いてもたいして魅力を感じなかったのですが、ヒルトンのほうは体験宿泊をさせてくれるって言うので、まぁこれも一つのエクスペリエンス…と理由をつけてハワイへ行く口実を手にした我々なのでした。そして、なんだかんだしている間に行きそびれ、体験宿泊期限が半年後に迫ってしまったので急いでハワイへ行く羽目になった、というのが今回の旅行の発端です。お金払ったのに、体験しそびれるわけにはイカンですから。
で、その体験はどうだったかと申しますと、やっぱり我々には合わないというのが結論です。部屋は確かに広々としていて(1LDK、約60㎡)、築2年半の新しい建物だったからまだキレイだし、部屋に洗濯機と乾燥機があるから帰国の前日に洗濯をぜ〜んぶ済ませることができた。旅行から戻った次の日は二人分の洗濯に終われるのが常なので、これはかなりポイント高かったです。
しかし残念な点も盛りだくさん。まず部屋が広すぎる(写真[1]/リビングルームの様子。奥にキッチン)。すんごい無駄に歩き回った気がします。そしてキッチン豪華過ぎ。旅に来てまでなんで料理をしなければならないんだっつーの。小さな子供のいるご家族や、キッチンに立つことが苦でなくて、むしろ楽しい!っていう出来た主婦には嬉しい設備なのだろうけど、我々には無用の長物。巨大な冷蔵庫にはビールとお水以外に入ることはありませんでした。ビールをたっぷり冷やせるのは嬉しかったけども。DVDやBDの無料レンタルがあって、一度BDを借りて見たのですが、部屋の広さに比してテレビが小っさ。40インチくらいだったのかな? すんごい椅子を近づけて見る羽目になりました。そうして最大の難点はベッド(写真[2]/ベッドルームの様子。奥にあるのは巨大なバスタブ)。見た目は豪華で寝心地の良さそうなベッドですが、スプリングがぼよ〜んぼよ〜んってしてて、横で寝ている旦那が寝返りを打つたびに私が目覚めるっていう、最悪の4泊でした。最後の夜には、あまりにも旦那の寝返りがウルサイので夜中に軽く小突いてやったぜ。寝起き超不機嫌な嫁におびえる旦那にとっても最悪の4泊だったのではないかと思います(笑)。こういう、同じゲストが毎年繰り返し利用することを想定するところこそ、SLEEP NUMBERを導入し、各自お好みの硬さ(柔らかさ)にマットレスを調節できるようにすべきであーる。とりあえず、あのベッドでは二度と寝たくないってくらい最悪でした。
あと、普通のホテルと違って、毎日お掃除が入るわけではない仕組みになっています。7泊以上連泊しないと掃除しないってのが基本らしい。おまけに別途掃除を依頼したりなんかするとスンゴイ金額をとられる(写真[3])。間違ってなんかこぼしてソファを汚したりしても、こんな高かったら呼ばないな…。適当に自分で片付けて、内緒にしとこう…って思うかもしれません(笑)。そうやってソファにシミが増えていくのだろう、きっと。そういうわけで、タイムシェアはしません。スミマセン>ヒルトンさん。