Passbookを使ってみた
2012年12月22日(土) 14:39
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話FIRST EXPERIENCE WITH PASSBOOK: ANA corresponds with Passbook now, and I had the very first experience with it when I flew to Okinawa. It was just used as a substitute for my ANA credit card, which turned out to be quite good, because I didn’t need to take my wallet out of my bag to pick up the card whenever I go through various gates. I also found lately that the Liberal Democratic Party which recaptured power at the latest polls used Passbook to circulate its manifesto. I’m not so interested in the politics, but I’m very curious how the Lib Dems had an inspiration of using Passbook for it.
iOS 6で新たに追加された機能として(たぶん)話題の Passbook を、先日の沖縄旅行の際にはじめて使ってみました。Passbook 言うのはですね、ポイントカードやクーポン券などを一ヶ所にまとめておけるっていう優れモノ(たぶん)で、ANAもこの秋から早速これに対応しています。
諸々の手続きを済ませて、iPhone 上の Passbook アプリ(写真[1])を開くと、写真[2]な感じでわたしの搭乗券情報が表示されました。飛行機の遅延が発生した場合や搭乗口が変更になった場合は、この画面上にその情報が表示されるらしいです。いずれの状況も今回は発生しなかったので、どんな風に表示されるのかは確認できず。
Passbook の利用によって得られる最大の恩恵は、セキュリティや搭乗ゲートを通るときに、鞄から財布を出し、その中にあるANAカードを取り出して端末にかざし、それを戻した財布を鞄に入れて…という一連の動作をしなくて済むようになることではないかと個人的には考えています。ANAカードはクレジット機能付きのゴーーーールドカードだからさ、なんつったって(軽く自慢である…ショボッ笑)、万が一にも落としたり、盗られたりしたら洒落にならないくらい困るワケだ。それを旅行客がごった返している空間で何度も出したり、引っ込めたりしなければならないのは精神的によろしくありません。わたしのカード、鞄の中のこういう形の財布のこんなところに保管されてますよ~って、お知らせしているようなものですものね。その点、iPhone なら、どうせ搭乗ゲートを通った後にモード変更しなくちゃならないし、基本的にはいつでも取り出しやすい位置に持っていますから、抵抗なく出したり引っ込めたりできる。いやもちろん、iPhone 盗られても痛いですけど、クレカよりはマシです。
Passbook に対応しているサイトや企業が日本ではまだそれほど多くなくて、次に使ってみるとしたら、ぐるなびかポンパレかな…という感じですが、クーポンとかこまめに活用して節約するタイプじゃないんだよね、わたし。それよりか、このたびめでたく(かどうかはさておき…)政権を奪回した自民党が、Passbook を使って政権公約を配布するという斬新な動きを見せていたことを今さら突き止めてみました(写真[3])。突き止めて尚、その政権公約をゲットして読んでみようという気にならないのだが、それよりも政権公約の配布に Passbook を使ってみよう!なる発想を自民党がどこで得たのかは気になる。