2012年6月の読書記録

2012年07月13日(金) 18:47

本&映画の紹介

やはりですね、忙しくなると読書量が減ります。良くありません。6月はわずか8冊。読書量を確保できるバランスの良い仕事の請け方を…と贅沢言えるほどの売れっ子になりたい(笑)。貧乏性なのでいつまでもなれないだろうけど…。現に、今月は4本のプロジェクトが進行中で生きているのが不思議なくらいだ。仕事がなくなる日が来るかもしれないことが怖くて仕事を断れない、売れない(けど、ごく稀に売れる)フリーランサー。8月のお仕事募集中です!

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2252ページ
ナイス数:26ナイス

インサイド・アップル インサイド・アップル
そもそも会社勤めが好きじゃない。だから論外なのは分かっているけど、アップルでは絶対に働けそうにないな…と思った。まー、採用されないけどね(笑)。『スティーブ・ジョブズⅠ/Ⅱ』を読んだ後だったので、ちょうどイイ具合に色んな目線が交じり合って、分かりやすかった気がする。単純にアップルの今後の生き様は楽しみだし、しばらくは目を離せないってことで。
読了日:06月03日 著者:アダム・ラシンスキー

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA) The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)
短編は辛いな…。SF大ファンというわけではないので、入り込んでいくまでに時間がかかるのだ。じわりじわりとにじり寄ってる途中で終わっちゃう感じ。だからどれも消化不良。しかし、伊藤計劃の絶筆となったラストの『屍者の帝国』は現時点では“超”短編状態でありながらぐいぐい引きずりこまれる感じがすでにあってある意味で泣ける。盟友、円城塔が書き継いでくれていて近日刊行予定とな…。待ってまーす。
読了日:06月04日 著者:伊藤 計劃

定食学入門 (ちくま新書) 定食学入門 (ちくま新書)
定食をこよなく愛する著者の定食に対する思いと日本全国のオススメ定食屋&メニューを紹介する本。チェーン展開しているお店の歴史とかにも触れていてまーまー興味深かったです。でも、行ってみよう!と思う定食屋はなぜか一つも無かったな…。好みが合わないってことでしょうか?
読了日:06月08日 著者:今 柊二

小泉官邸秘録 小泉官邸秘録
在任期間5年超。たくさんのことを成し遂げるために必要な時間を自分の手で確実に手中に収め、本当にたくさんのことを成し遂げた総理でしたねー。在任中、事件も事故もたくさんあった。突発的な事象にも迅速確実に対応しつつ、公約をすべて守り抜いてからの退陣。ホント、小泉劇場って感じだ。舞台にでもして、今のダメ政権に見せたりとかしたらイイんでない?
読了日:06月13日 著者:飯島 勲

無理 上 (文春文庫) 無理 上 (文春文庫)
台風の夜の時間潰しにと購入。生きるって大変だなー。人間って欲深いなー。世の中には誘惑が多いなー。こういう無理な話に伊良部とかコソッと登場させて、お馬鹿な登場人物をばっさり切り捨てるみたいな小説が読みたいなー。いやしかし、奥田英朗さんの物語はやっぱりイイです。好き。
読了日:06月20日 著者:奥田 英朗

無理 下 (文春文庫) 無理 下 (文春文庫)
もうあまり紙幅が残っていないんだけど、どうやって終わるつもりなんだ?と思いながらむさぼり読んでいたら、不意に訪れた無理な終わり。タイトルはもしかしてそういう意味だったのか(違うって笑)。
読了日:06月21日 著者:奥田 英朗

100歳までガンにならない食べ方 ボケない食べ方 (青春新書インテリジェンス) 100歳までガンにならない食べ方 ボケない食べ方 (青春新書インテリジェンス)
とりあえず大根おろしの汁は捨てないことにする…的なレビューを書いた気がする。書いたはずのレビューが消えているのでちょっと許せない。けど、何を書いたのかはっきりと思い出せない自分がいちばん許せない。ボケない食べ方しないとダメじゃん(笑)。
読了日:06月28日 著者:白澤 卓二

日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書) 日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書)
これも、レビュー書いたはずなのに消えてるな…。えーと、確か、いい加減イイ大人なんだからケチケチしないで多少お値段の張るものでも美味しくて安心なモノを食べるようにしたい…みたいなことを書いたと思う。無知な消費者でいることは、自分にとっても日本経済にとってもマイナス。賢く生きていきたいですね~、と思う人がもっともっと増えればイイなっと。
読了日:06月28日 著者:山本 謙治