“優先”と“専用”
2011年11月07日(月) 10:28
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話RESERVED vs. JUST PRIORITIZED: I was waited for an elevator to come with my friend with a stroller one day. It comes with almost full almost all the time, and amazingly no one gave place to my friend, even though the elevator was prioritized for customers in wheel chairs or with a stroller. Whenever I see young mothers with a stroller on escalators, I used to think how dangerous. But, it can not be helped from their point of view. Some department stores offer an elevator reserved for customers in wheel chairs or with a stroller, like Takashimaya in Shinjuku or Sogo in Yokohama, which is well considered.
先日、子連れの友達と新宿の小田急百貨店でランチをしました。幸い、子どもがベビーカーの中でスヤスヤとお昼寝をしてくれたから、大人二人でぶらぶら売り場を見て歩いたり、レストランで思いっきりお喋りを楽しむことができました。気の利く子です(笑)。
ショッピングを済ませてレストランのある上方階へエレベーターで移動しようとしたのですが、これが驚きの大変さでした。来るエレベータは軒並みほぼ満員状態。ベビーカーを目にしたにもかかわらず、誰一人としてエレベーターからは降りてくれません。何度か同じ状況が続いた後、観念してエスカレーターでの移動に変更。そんな経緯を知らずにベビーカーをエスカレーターに乗り入れている若いお母さんとかを見たら、「危ねーじゃないか」と心の中で呟いていそうな私ですが、実際は、エレベーターに乗れなくて仕方なく…てことなのですね。その場の様子だけを見て、否定したり、批判したりするのは良くないってこと、勉強になりました。
ちなみに、デパートによってはそんな子連れママさんたちへの配慮として、優先ではなく専用エレベーターを用意しているところがあります。優先エレベーター(写真[1]/新宿の伊勢丹にて撮影)では、あまり機能しないということを掴み、専用エレベーターを用意している新宿の高島屋(写真[2])や横浜そごう(写真[3])の評価、上がりますね。