雑草になってしまった…

2011年08月11日(木) 22:57

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

GREEN MARKER, STICKY NOTE: Looked really beautiful when I found them at an expo, but I didn’t have good enough imagination how to use them then. It supposed to look like a neat and well-kept garden (see photo#2), but it turned out to be like trailed grasses (see photo#3). Lately, I really think I should imagine how they will be like when I use them before buying things.

去年のGood Design Expo(グッドデザインエキスポ)で見かけてちょこっと気になっていたくさむらになる付箋〜Green Marker(写真[1])というのを、大変興味深いことにとある花屋で見つけて勢い買いしました。Good Design Expoの展示がとっても美しかった(写真[2])のを思い出して、その姿をぜひ自分で再現してみよう!と思ったのです。

 

[1] くさむらになる付箋 [2] こんな美しい草むらにはならず [3] 踏みつけられた雑草っぽい

しかし、よくよく考えてみたら、 付箋を付けたまま本を保存するなんて使い方しないし、草がぼうぼうになった(かのような)本を立てておける本棚もないし、そもそも本を読みながら付箋をつけるという習慣がないんだった。いつも遠慮なくコーナーに折り目をつけちゃう質だから、わたし。

そうは言ってもたかだか付箋に約700円も費やした事実をなかったことにするわけにはいかないので、仕事で使うノートに使ってみることにしました。日付や内容の境目に葉っぱを1枚ずつ無造作に付けて、あまり気にせず鞄に放り込んで何日間か過ごしたら、素敵な草むらではなくて、さんざん踏みつけにされてクタクタになった息も絶え絶えの雑草みたいになりました(写真[3])。やはり、モノを買うときはもう少し想像力を働かせて、自分が使っている姿を思い浮かべてあり得るかどうかを考えないとダメですね。