アースデイでジャンクフード

2011年04月27日(水) 18:02

日本発信四方山話, 東京

先週末、4月23日〜24日の二日間、代々木公園を中心にEarth Day Tokyo 2011というイベントが開催されていました(写真[1])。民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をし、自分なりの方法で地球への関心を表す日、がアースデイだそうです。始まりは1970年のアメリカ。当時のアメリカ上院議員ネルソン氏が、4月22日を“地球の日”と宣言することでアースデイが誕生しました。へー。日本にその輪が広がってきたのは2001年だそうです。時間かかりましたね(笑)。しかし、その後着々と広まり、今や名実ともに、日本最大の市民フェスティバルと言える規模になったそうです。

 

[1] アースデイのイベント [2] 晴れた日曜日はスゴイ人出 [3] なぜかジャンクフードを

すんごい人出でした(写真[2])。土曜日は雨だったので、日曜日にお客さんが集中したものと思われます。かくいう我々もその日曜日に行ったわけで、ファーマーズマーケットが出るって言うから、素敵な春野菜をゲットすることだけを狙って会場入りしてみましたが、とにかく人に酔った(日頃、家に引きこもっているから尚更ですかね…)。それにファーマーズマーケットはいまいちでした。毎週末に有楽町の東京交通会館入り口で開催されている交通会館マルシェのほうがずっとオススメの品揃え。震災後、福島をはじめ東北や北関東の農家を応援するための出店や雰囲気もあってイイ感じです。

アースデイのほうに出店している企業や団体は、それはもう“自分なりの形”で地球環境に対してあーだこーだと言いたい(あるいは言っているつもりな)人たちで、なんか自己満足的ニオイがいっぱいでした(個人的感想です。本当に頑張っている人たちもいることは確かでしょうが、全体的な印象としては…って話です)。会場のすぐ脇には、お祭りなんかでよくみかける露天が(まるでイベントの一部かのごとく)軒を連ねていて、私らなんて、ラーメンバーガーなる超B級グルメ(写真[3])につい引き寄せられて、まったくエコじゃないそのジャンクフードを買って、食べてしまいました。食べにくいし、手は汚れるし、ゴミは出るし、でアースデイにはまったく不釣り合いな買い物だった(笑)。

そんなわけで、消化不良というか、消化不全なイベントでした。志のある方々、スミマセン。来年はもう行かないことにします。ちなみにラーメンバーガーはまぁまぁでした。でも一度食べれば十分って感じ。