使用量の目安の示し方
2011年01月14日(金) 14:42
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, モノ+コトの話せっかく封を開けたので、送られてきた会員向けの刊行物に珍しく目を通してみました。昨年の11月に発売となったアスタリフト アイクリームの宣伝が中心です。
「見た目年齢」は目もとで変わる!
のだそうです。くだらないお笑い番組を見ていつもバカ笑いしているけど、そうか…そろそろ目尻のシワとかを気にしなければならない年齢なのか。うーん、それにしても高いぞ>アイクリーム(15gで6,930円)。とても買えない…なんて思いながら冊子をパラパラと見ていましたところ、各化粧品の使用量の目安を、どうすればユーザーに分かりやすく伝えられるかと悩み、苦心の末に採用されたと思われる写真が興味深いのでご紹介します。
化粧品のボトルや取扱説明書なんかには、乳液は“100円玉大”とか、デイプロテクターは“大きめのパール粒大”という表現と、だいたいこのくらいの大きさっていう“円”で使用量の目安が示されているのですが(写真[1])、ドロッとしてたり、さらっとしてたりする液体の容量を平面に描かれた円の大きさで理解せよと言われても、いまひとつピンとこなくて困ります。そんなことは気にせず、ババ〜ンとたっぷり使えば良いのでしょうが、何せほら、ケチだからね、わたし(笑)。
で、冊子の中にあった商品カタログページ(写真[2])には、各化粧品の一回の推奨使用量を実際に手の平にとった様子の写真が添えられていました(写真[3])。でも、化粧品があいにく肌色にとても近い色なので、こんな小さな写真じゃ、ぜ〜んぜん参考にならない(笑)。悩み抜いた挙げ句の工夫だと思うのだけど、なんとかもう一息、頑張っていただきたいと応援する気持ちでいっぱいです。