ちょっとした工夫

2008年12月10日(水) 19:55

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イタリア, モノ+コトの話

写真は、トリノで利用したホテルのトイレです。
全体的な形としては、いたって普通の洋式トイレですね。

 

[1] とあるホテルのトイレ [2] ちょっとした工夫で開けやすい

でも、便座のフタにちょっとした工夫がみられます。
手前右側に少し膨らんだ部分があるの、分かりますか? ここに指をひっかけてフタを開けてくださいね〜、な感じです。

フタだけ開けるつもりが、便座まで一緒に上がっちゃうってこと、ありませんか?
気づかず座っちゃって、お尻がズボッとはまったりとか…(それは、ないかっ)。
私はプチ潔癖性なので、便座はなるべく触りたくない人です。
それに、丁寧に掃除をしていないトイレだと、便座の裏側がとっても汚れていたりすることもあって、それを見るのが嫌です。だから、便座も一緒にあがっちゃったりすると、少しブルーな気分になる。

日本では最近、自動でフタが開くようなリッチなトイレも見かけるようになりましたが、そこまでしなくても、こんな風にフタに少し工夫をしてくれるだけで十分に嬉しいと思うのでした。