IFAで気になったモノ

2008年09月11日(木) 22:44

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イベントの話, ドイツ, モノ+コトの話

いよいよ少し旅の話を、と思いましたが、観光地の紹介とかしてもたいして面白くないと思うので、それは写真で楽しんでもらうことにしたいと思います。まだベルリンの分しか整理してませんが、興味のある方はウェブアルバムをご覧ください。今後、ウィーンとザルツブルクの分が追加される予定です。

[1] PhilipsのWake-up Light [2] 埋め込み式の冷蔵庫 [3] LEGO型USBメモリー

ベルリンへ行った主目的は、IFA(コンシューマ・エレクトロニクス展)へ行くことでした。
会場はおそろしく広く、人の入りもすごくて、それはそれは疲れました。
エレキの展示は正直私には難しすぎて、旦那の解説がないと分からないことだらけだったのですが、いろいろと勉強になりました。なったはずです。たぶん…。

もともと最新のエレキを家で試してみたい!とかいう欲求を持ち合わせていないので(ユーザビリティ屋としてそれではいかん!というのは百も承知)、グッとくる商品はほとんどなかったのですが、唯一、実は町の電器屋でも見かけて気になっていた”Wake-up Light”(写真[1] Philipsの商品)が気になりました。どこででも売ってるんです、この手の商品。セットした時間にライトがつくっていう単純な商品なんですけど、気になります。試してみたいです。緯度の高いオランダの冬は長くて暗く、朝は9時頃まで真っ暗だというウワサです。そんな真っ暗な中、ベッドからはい出して朝ご飯の支度をしなければならないなんて、”Wake-up Light”なる商品が出来てくるのも納得ですよね。IFA会場で見たPhililsの最新式”Wake-up Light”は150ユーロくらいらしいことは調査済み。もう少し夜が長くなってから、もう一度考えてみようと思っています。

今年から新設されたという白物家電セグメントは、主婦の視点で見たりもできるので楽しかったです。冷蔵庫、洗濯機、オーブン、食洗機、エスプレッソマシーンなどの家電は、日本のモノよりもすっきりとした、洗練されたデザインのものが多くて、見ているだけでも楽しいですね。もちろん欲しくもなりますが、それは今の生活では適わないことだと分かっているので諦めもつきやすい。そんな中でも目を引いたのは、埋め込み式の冷蔵庫(写真[2])。冷蔵庫を壁に埋め込むことができたら、なんかキッチンがすんごくスッキリするような気がする。長く置いておいて後ろの壁が黒ずむことも気にしなくて良いし、何より、あの嫌な音がさらに軽減されるのではないかと期待してしまいます。そんな素敵なキッチンのある家を建てることを目標に頑張ろう。

最後は、極端に小物ですが、USBメモリーです。でも写真[3]はブースのみ。現物の写真はNGと言われてしまったのです。
小さなブースでコソッと展示して、「代理店募集中!」と広告を打ち立てていたのを目ざとく見つけて触ってみました。LEGOですよ、LEGO。はずしたキャップは本体の方に重ねればなくす心配なし。ストラップを諦める必要もなし。色は5色から選べるようです。緑もある。うっ、欲しい。買えるようですね。送料4ドル。本体の値段はどうなのかな?
なんか、LEGOじゃなくて、実はLEGOもどきのブロックのようです。まぁ、ユーザ的には、LEGOっぽくなってて、LEGO同様がっちり合体するなら問題ないけど。
いや、しかし、仕事をお休みしている今の私には不要な買い物だ。だから、我慢します。誰か買って使って、感想きかせてください。

そういうわけで、IFAで気になったモノのご紹介でした。