横須賀軍港めぐり

2025年07月08日(火) 16:54

日本発信四方山話, 神奈川
YOKOSUKA NAVAL CRUISE DISCOVERY
On a spontaneous weekend trip, I joined the Yokosuka Naval Port Cruise. From Japanese and American submarines to degaussing stations and Aegis ships, the tour offered a fascinating glimpse into shared military facilities and maritime history. A relaxing 45-minute journey with plenty to see!

とある週末の午後、不意に思い立ってYOKOSUKA 軍港めぐりに行ってみよう!ということになりました。そして、これがなかなか面白かった。

汐入桟橋を出航してすぐ右手にはアメリカ海軍の基地が見えています。その湾岸にいきなり見えてきた潜水艦は実は日本の海上自衛隊のもので、なんとかいう理由で(聞いたけど忘れた)間借りしているそうな。

アメリカの空母は残念ながら出航中で不在でした。その代わりにアメリカの潜水艦が見られます!という案内があったけれど、遠目すぎてよくわからんかった笑。そういう目玉的な見どころよりも、興味深かったのは、海上に点在する小さな箱たち。

これらは「横須賀消磁所」と呼ばれるもので、地磁気の影響を受けて強い磁性を帯びてしまう艦船からその磁力を取り去るための施設だそうです。

横須賀の港から東京湾に出た後、近々閉鎖されるかもしれないと話題の日産追浜工場など(写真上の左端にある窓のない箱のあたり)を右手に見ながら旋回し、新井掘割水路(下の写真の左端に見える水路)というところを通って帰路につきます。

昔は地続きだったそうですが、近道ほしさに水路をつくったらしいです。結果として、吾妻島という人工島(写真上の左側にある緑)ができまして、そこは現在、日米が共同使用する謎の施設と化しているそうな。下の写真にあるように両国の国旗が掲揚されていました。一般人はとうぜん入島不可だそうです。

吾妻島のお向かいあたりに係留されている三色の艦船は「迎賓艦」とも呼ばれるもので、賓客を招いての式典や会食に使われる特務艇です。災害発生時には赤十字の旗を掲げて派遣される場合もあるとか。

軍港めぐりのクライマックスは、イージス艦や補給艦など6隻が並んでるところ。写真右から2隻目が、現状最新鋭の形らしい。たしかにシュッとしてる笑。

そんなこんなで45分間のクルーズ終了です。団体客のいない、空いている回に乗船できたのでゆったり見られました。前日までWeb予約ができます。空いてる回を狙ってどうぞ~。