はじまりは煙草包丁
2022年11月25日(金) 17:39
日本発信四方山話, 大阪- STARTED FROM TOBACCO KNIVES
- Went on a business trip to Sakai, Osaka, twice this year, which is known as a town producing most professional-use blades in Japan. And surprisingly, its fame started from tobacco knives, when the Tokugawa Shogunate allowed them to be stamped with “Sakai Kiwame” hallmarks in the Edo period. In the museum, there are various types of knives exhibited, and I got so suprised to learn there're such many different types of knives only for Unagi!
今年は縁あって、大阪府堺市へ二度もお邪魔しました。出張で地方へ行けるようになって嬉しい。出張にかこつけて旅に出られて本当に嬉しい。出張なくても旅しまくってるけどさ笑。
さて大阪府堺市と言えば刃物の街です。仕事上がりの夕方に堺伝匠館へ行ってみました。
はじまりは「煙草包丁」らしいです。意外すぎるスタートでした。
職人さん向けのさまざまな包丁が展示されていましたが、中でも興味深かったのは「鰻裂」です。「うなぎさき」と読むようです。
関西は腹開き、関東は背開きと地域によって裂き方がちがい、包丁の形もちがうのだそうです。と言いつつ、関西も関東も切っ先は切り出し裂で、柄がついているのが関東向き。関西は柄尻まで地鉄。そんな両端の2つよりも、鉈の形の京都版とか、素人には出刃包丁にしか見えない九州版などが興味深い。そしてそんなあちこちの地方ごとに異なるニーズに応えてくれる職人さんがいる街が堺です。
そして、サステナブルな親子包丁。お子さんにお料理を教えるときにどうですか?